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読書 211 ビブリア古書堂の事件簿 6 著者 三上 延
2017年04月25日 6:53 AM
シリーズ第6弾。
プロローグ
第一章「走れメロス」
第二章「駆け込み訴え」
第三章「晩年」
エピローグ
今回は、以前にも発生した「晩年」を巡る事件の続編です。
太宰治の自筆が入った本の存在を巡り人々の欲望が絡み合います。
人間関係を探って行くと、思いも寄らぬ方向へ導かれる。
以前、事件を起こした田中敏雄が再登場し、話を複雑にしていきます。
「晩年」を狙っている人物は誰なのか?
目的は何か?
この本を読んで、ここまで取り上げられる太宰治の魅力とは何だろうと、とても興味が湧いています。
希少価値のある本を、高価なものとして捉えるのか、本そのものにかかわる歴史に興味が湧いているのか。
捉え方によって扱いはかなり変わってくるのでしょうね。
何れにしても、本なのに読む事を前提としないで、大切に保管するところが不思議ですね。
楽器であれば、どれだけ歴史があって高価なものでも、実際に使って音を出す事が前提になっているのに・・・。
この違いは何でしょう。(院長)
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