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読書 217 時間と自己 著者 木村 敏
2017年05月29日 5:25 PM
歯周病の免疫における自己と非自己について調べていた時に、書店でタイトルが目に止まり読んでみました。
医療の世界でも、経過、予後など、時間の要素も考えて取り組むことが必要であると常々考えていたので、このタイトルはとても興味のあるものでした。
内容は精神科領域のもので、求めていたものとは別の分野のお話でしたが、これはこれでとても奥が深く、じっくりと読みました。
時には難解で、何度読み直しても分かったような分からないような混沌としてしまうことも多々ありましたが、自分の現在の心の中がどうなっているのか、少し整理出来たような気がしています。
過去、現在、未来と言葉で表している区分は、実はシームレスであることを再認識し、「今」の結果が「過去」であり、「今」の積み重ねが「未来」であるという持論が少し揺らぎましたが、何れにしても、現存するのは「今」であることは確かなようです。
「今」を精一杯生きることによって、文明、文化によって生まれた物理的な時間の概念が変わるのでしょう。
何か、計り知れないものを感じています。(院長)
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