トップページ > きむら歯科診療室 スタッフブログ > 読書 218 ジャズの証言 著者 山下 洋輔 相倉 久人
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
9:30-13:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
14:30-18:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
休診日:水・日・祝祭日
※お待たせすることをできるだけ少なくするために予約制とさせて頂いております。
読書 218 ジャズの証言 著者 山下 洋輔 相倉 久人
2017年06月07日 7:25 AM
フリージャズピアニスとの 山下洋輔氏と音楽評論家の相倉久人氏との対談です。
山下洋輔氏は、学生時代にあの当時のLPで聴き、ライブにも足を運んだ事がありました。
分からないながらも、ほとばしるエネルギーを体感しハイテンションになっていました。
音楽のジャンルって何だろう?というか、そもそも、音楽ってなんだろう?と初めて考えさせられました。
彼らのレベルになるとうまいのは当たり前で、どれだけ相手の心に響くかが問われるようです。
コードの響きも、特に教わったわけでもなく自分で見つけ出し、自分で開拓していった世界。
国立音大も卒業し、基礎を固めたうえでフリーな音楽をやっているので、何処へ行っても、きちんと戻って来れる。
著書も何冊か読みましたが、文章もジャズなんです。
もう、生きる事自体がジャズなんですね。
山下洋輔のフリージャズの根底に流れていたものが、相倉久人氏の思想だったことをこの本で知りました。
2015年に亡くなっていますが、山下洋輔氏は「相倉さんはいなくなったわけではなく、会えないだけだ。今もここにいる。それを感じながらぼくはピアノを弾き続ける。」と結んでいます。
彼ら二人の出会い、そこから生まれたものに出会えた自分。
目には見えない繋がりを感じます。(院長)
カテゴリー: きむら歯科診療室 スタッフブログ —