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読書 226 ニュータウンは黄昏れて 著者 垣谷 美雨
2017年07月18日 6:33 PM
「バブル崩壊前に買ってしまった分譲団地。20年近く経つ今もローンを抱え、織部頼子は節約に必死だ。その上、老朽化による建替え問題に振り回される日々。ある日、友人の三起子にイケメン資産家の彼氏を紹介される。が、彼女は失踪し、いつしか琴里が彼と婚約することに。織部家、まさかの人生大逆転?一気読み必至の傑作社会派エンタメ長編。」
住宅双六という言葉を初めて知りました。
家を手に入れるという夢と現実とのギャップ。
世の中の流れ、特に経済社会は一定しているわけではないことを念頭に入れて動かないと、振り回されてしまう事を教えられます。
何を求めるか、どこで満足するか。
とても難しい問題です。
前回の本と同様に、世の中の仕組みの表には見えないところが描き出されています。
この小説は、作者の体験に基づいて書かれているようです。
刺激的な作品を書く作家ですね。
紹介通り一気読みでした。(院長)
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