トップページ > きむら歯科診療室 スタッフブログ > 読書 239 繁栄の昭和 著者 筒井 康隆
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
9:30-13:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
14:30-18:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
休診日:水・日・祝祭日
※お待たせすることをできるだけ少なくするために予約制とさせて頂いております。
読書 239 繁栄の昭和 著者 筒井 康隆
2017年08月31日 2:38 PM
「文壇のマエストロによる、戦慄の最新短編集。迷宮殺人の現場にいた謎の小人、人工臓器を体内に入れた科学探偵、窃盗団に身をやつした貴公子、ツツイヤスタカを思わせる俳優兼作家・・・。メタフィクションとノスタルジー、奇想に満ちた妖しげな世界に、どこまでも誘われてください。ツツイワールド大爆発」
と紹介されています。
とても不思議な本でした。
現実と小説の世界を行ったり来たり。
境界が分からなくなることもありました。
作家の意図にまんまとやられています。
最後の「高清子とその時代」では、プライベートなことについても表現されています。
学生の頃に読んだエッセイでも日常について語られていましたが、こんなに自分自身のありのままを表現したものは初めて読んだような気がします。
いまだに、読者を翻弄する作品を書き続けるエネルギーには脱帽です。
これからも、良い意味で裏切って欲しいですね。(院長)
カテゴリー: きむら歯科診療室 スタッフブログ —