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読書 243 豆の上で眠る 著者 湊 かなえ
2017年09月08日 6:36 AM
「小学校一年生の時、結衣子の二歳上の姉・万佑子が失踪した。スーパーに残された帽子、不審な白い車の目撃証言、そして変質者の噂。必死に捜す結衣子たちの前に、二年後、姉を名乗る見知らぬ少女が帰ってきた。喜ぶ家族の中で、しかし自分だけが、大学生になった今も微かな違和感を抱き続けている。お姉ちゃん、あなたは本物なの?辿り着いた真実に足元から頽れる衝撃の姉妹ミステリー。」
湊かなえ作品を初めて読みました。
失踪事件による家族の動揺、事件解決のための人目を気にしない母の大胆な行動。
二年後に戻ってきた姉。
しかし、あれほど待ち望んでいた姉と対面しても、違和感が消えない。
何かが違う。
家族の動きにも、どうも納得がいかないものを感じる。
いったい、どこからこの感情が生まれてくるのだろう・・・。
アンデルセンの童話「えんどうまめの上にねたおひめさま」がキーポイントになっています。
家族、親子、自分・・・など、これらの言葉は何を表現しているのかを考えさせられてしまいました。
結論が出たような出ていないような。
最後の最後までミステリーでした。(院長)
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