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読書 271 羊と鋼の森 著者 宮下 奈都
2018年08月09日 1:03 PM
「高校生の時、偶然ピアノ調律師の板鳥と出会って以来、調律に魅せられた外村は、念願の調律師として働き始める。ひたすら音と向き合い、人と向き合う外村。個性豊かな先輩たちや双子の姉妹に囲まれながら、調律の森へと深く分け入っていく。
一人の青年が成長する姿を温かく静謐な筆致で描いた感動作。」
学校の体育館にあるピアノの調律に訪れた板鳥を、たまたま案内する事になり、その世界に魅せられて調律師を目指すことになる。
専門学校に通い技術を身に着けるが、実際の現場に立つと、理屈では解決できない事象に遭遇する。
思い悩み、調律の深さを知り、自分自身の世界を作り上げていく。
北海道の山間部で育ったという環境により培われた心。
調律を通して表現していく清らかさが伝わってきます。
透明感のあるストーリーでした。
聴いている人の心に響くもの。
世の中に音楽が存在するという事実についてあらためて考えさせられる素敵なお話です。(院長)
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