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読書 55 GO WILD 野生の体を取り戻せ! 著者 JOHN J .RATEY&RICHARD MANNING
2015年02月15日 8:01 AM
トレイルランの本を探していたら目に止まった本です。
「文明に飼い馴らされた生き方は、もうお終いだ。」
「野生の体には癌も鬱も肥満も高血圧もない」
「その不調、野生に戻れば治ります」
「人類の進化の過程で備わった心と体の本来の力を解き放ち、現代人の健康と幸せを取り戻す」
と帯タイトルにあります。
いい感じのテンションです。
1・バージョン1.0人類 なぜ進化による設計は揺るがないのか
2.現代人を苦しめるもの 病気でなく心身の苦痛
3.野生の食事 炭水化物と文明
4・野生の動き 動くことで脳を形成し、再形成する
5・野生の睡眠 眠ると調子がよくなるのはなぜか
6・マインドフルネス 野生の心に現れるもの
7・バイオフィリア わたしたちの最良の部分は自然の中にある
8・同族意識 わたしたちを結びつける分子
9・野生の脳 体が健康と幸せをつなげる仕組み
10・野生の体を取り戻せ わたしたちは何をしてきたか、あなたは何をすればいいか
の10章で構成されています。
20万年程前にアフリカで現生人類のバージョン1.0が出現して以来、顕著なアップグレードは起きてなく野生のままなのに、分化や文明と呼ばれる全く別の世界の中で生きて行くことを強いられていることによって様々な弊害が起きているようです。
さらに、それをまた文明の力で取り除こうとするという悪循環により複雑な悩みが生まれて来ているような気がします。
狩猟採取の生活が、私たちの体にはごく自然な環境ということになりますが、そこまではさすがに難しいので、では、「何を考えてどうすれば良いのか」ということがこの本の中で語られています。
私にはとても納得のいく内容でした。
「人類は走るために生まれた。」
「トレイルランは効果的な運動にはどんな要素が必要かを知る手がかりになる。動くことで脳にプラスの効果をもたらすのに、あえて「エクササイズ」をする必要はない。動けばいいのだ。そして敏捷になろう。」
など、トレイルランをやる上では非常に刺激的な言葉が飛び交います。
食事、睡眠、運動、共感力について言及されています。
これから続く3月、4月の大会では、この本の言葉を胸に野山を駆け巡りたいと思います。
今回はたまたま、タイトルが55GO!になりました。
億千万のパワーです。
モチベーションが高まりました。(院長)
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