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読書 98 チームⅡ 著者 堂場 瞬一
2015年11月03日 3:07 PM
堂場瞬一の100冊という企画の98冊目の本を、読書の98冊目で紹介するという、素敵な機会に恵まれました。
以前、「チーム」で、学連選抜を舞台にした駅伝の世界で奥の深さに感銘を受けたのですが、今回はその続編、7年後ということで話が展開していきます。
無敵の精密なマシーンとして進化を遂げてきた山城。
フルマラソン日本人記録保持者として、トップの位置に君臨しています。
が、ある日、膝に違和感を覚え診察を受けた所、故障が見つかり内視鏡手術を受けることに。
その後リハビリに取り組みますが、無理をしてしまい思うように状態が回復しません。
そんな中、実業団チームの解散という環境の変化も加わり行く先を見失いかけてしまいます。
そこで目の前に現れたのが、かつて学連選抜で一緒に戦った浦。
大学の駅伝チームの監督の仕事の傍ら「チーム山城」を作ることに奔走します。
常に自己管理、自己責任で自分の為にだけ走り続けて来た山城に心の変化が現れます。
チームとは何か。
走ることとは何か。
何故走るのか。
記録とは何か。
様々な要素が絡み合って話が展開します。
最後の一行は、”こう来たか”と思わず唸ってしまいました。
このシリーズは、今の自分のランニングのモチベーションの基本になっています。
次は、まだ読んでいなかった「ヒート」の世界に触れてみたいと思います。(院長)
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