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読書 145 空の走者たち 著者 増山 実
2016年05月10日 7:14 AM
仙台に行った時に、駅の本屋さんで見つけて読んでみました。
前面に並べてある本のカラーが地域により違っているので、旅先では出来るだけ足を運んでいます。
ということで、この本の舞台は福島県須賀川市。
1964年の東京五輪マラソンで銅メダルを獲得した円谷幸吉の故郷です。
特撮の神様でありウルトラマンの生みの親、円谷英二も登場しストーリーに深みが増してきます。
松尾芭蕉も登場し、時代を行き来しながら物語が進みます。
2020年東京五輪女子マラソン日本代表に選ばれた円谷ひとみ選手。
やりたいことが見えずに暗中模索していた少女が、なぜ日本を代表する選手になったのか。
そこには「空」でつながる不思議な出会いがあった。
フィクションですが、円谷幸吉、円谷英二、松尾芭蕉など実在の人物が登場し、あまりにも美しいストーリー展開で、現実におこったことのように錯覚してしまう。
一般的に言われている円谷幸吉の人物像とは全く異なったものが描かれています。
もしかしたらこれが真実なのかも知れません。
「希望と再生の物語」と紹介されていますが、「感動」の一言も付け加えたい本です。
心の中に、とても暖かいものが生まれています。(院長)
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