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読書 321 弥栄の烏 著者 阿部 智里
2019年11月20日 8:09 AM
「山内の朝廷の実権を掌握した若宮。彼に仕える雪哉は、全軍の参謀役となった。ある日、大地震で開かれた禁門の扉の向こうに人喰い猿と八咫烏の最終決戦が始まる。若宮は記憶と名前を取り戻し、真の金烏となれるのか。山内の命運は?
八咫烏シリーズ第一部、堂々の完結。巻末に夢枕獏氏との対談収録。」
シリーズの完結ということで、どのような展開になるんだろうと、頭を巡らしていたのですが、前回のストーリーを別の角度の視点で始まり、最後には、いつも通り、予想を裏切られる展開が待っていました。
善と悪についての判断基準って何処にあるのだろうと考えさせられました。
特に戦いの場では、誰を、何を守るために行動を起こすのか、それによって、誰が利益を被るのか。
とても難しい問題です。
一定の所に、お話も着地しています。
でも、またここから始まる新たな展開も可能なエンディングでもあります。
主人公が変われば、物語はさらに続くでしょう。
ゆっくり待ってみます(院長)。
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