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読書 326 スマホを落としただけなのに 著者 志駕 晃
2019年12月17日 9:49 AM
「麻美の彼氏の富田がタクシーの中でスマホを落としたことが、すべての始まりだった。拾い主の男はスマホを返却するが、男の正体は狡猾なハッカー。麻美を気に入った男は、麻美の人間関係を監視し始める。セキュリティーを丸裸にされた富田のスマホが、身近なSNSを介して麻美を陥れる凶器へと変わっていく。一方、神奈川の山中では身元不明の女性の死体が次々と発見され・・・。」
いつの間にか、スマホ無しでは生活できないような世の中になってきました。
携帯が巷に広まってきた頃には、出来るだけ自分の時間が欲しく拘束されたくないと思い、なかなか手を出さなかったのですが、仕事の関係でどうしても必要になり使うようになり使うようになってからは、あれよあれよという間に、ほとんどの人が所持するようになりました。
歩きスマホや、ゲームなどで問題が起きているのはニュースで知っていましたが、まさか、命に関わるような事態まで発生する可能性があるとは知りませんでした。
私たちが普段取り扱っている情報は、ほんの上澄みの部分で、それにより、ディープな世界での情報の蓄積が行われているようですね。
気を付けないと・・・。
あらためて、情報の取り扱いは慎重に行わなければいけないと、再認識しました。
色々な意味で、一読の価値があります(院長)。
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