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読書 390 新・口中医桂助事件帖 志保のバラ 著者 和田 はつ子
2021年06月03日 10:50 AM
「アメリカで最新の口中医療を学んだ藤屋桂助は、妻の志保、親友の剛次家族とともに明治の日本に帰ってきた。帰国の船上、乗客の一人が何者かに殺害され、剛次の妻・美鈴が高熱に倒れるが・・・・・。桂助が解き明かした真相とは!<いしゃ・は・くち>に戻った桂助のもとに、旧知の仲間たちが事件の相談もあって相次いで訪れる。痛まない治療のために必要な、麻酔薬の入手が難しいことに悩む桂助。そんな時、将軍職を退いた徳川慶喜が、かつての家臣渋澤栄一を連れて治療にやってくる。東京を舞台に桂助が大活躍する、「口中医桂助事件帖」シリーズ待望の続編が登場!」
“痛くない歯科治療で、皆に笑顔を届けたい!”
帯タイトルの言葉です。
江戸から明治へと時代が変わる中、アメリカへ渡航し、歯科治療の技術を学ぶ桂助。
今までの“歯抜き”だけではなく、麻酔による痛みを伴わない治療で歯を保存する。
現代の歯科治療の原点ですね。
妻の志保、歯科治療の技術を身に付けた剛次と一緒にさくら坂の「いしゃ・は・くち」で歯痛に悩む人々を救っていく。
相変わらずの、人を思いやる優しさには心が洗われます。
そんな中、次々と巻き起こる事件の数々。
時代が変わっても不変の手法で問題を解決していく。
第16巻で最終章と表現されていたので、もう、続編は読めないのだと諦めていたのですが、以前作曲した「口中医桂助のテーマ」をYou Tubeに投稿する準備をしていた時に、偶然、新刊を見つけました。
嬉しくて仕方がありません。
これからの桂助の活躍が楽しみです(院長)。
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