トップページ > きむら歯科診療室 スタッフブログ > 読書 399 食べものから学ぶ世界史 人も自然も壊さない経済とは? 著者 平賀 緑
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
9:30-13:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
14:30-18:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
休診日:水・日・祝祭日
※お待たせすることをできるだけ少なくするために予約制とさせて頂いております。
読書 399 食べものから学ぶ世界史 人も自然も壊さない経済とは? 著者 平賀 緑
2021年09月09日 7:05 AM
「なぜ、こんな世界になってしまったのか。気候危機とパンデミックをかかえて生きる人たちに、すべての問題の根底にある資本主義のカラクリを紹介。産業革命、世界恐慌、戦争、グローバリゼーションと「金融化」まで、食べものから世界経済の歴史を学べば、人も自然も壊さない「経世済民」が見えてくるだろうから。」
食べものから、日本、そして世界の動きを捉えた本。
岩波ジュニア新書ですが、巷によく見かける経済関係の本などより、ずっと、裏付けのあるお話が書かれています。
著者も、食べものについて書こうと思っていたら、どうしても経済という枠を避けては通れなくなったようです。
2021年7月20日発行ですので、まさに、今の世界の状況を踏まえて近代の食について言及されています。
なぜ、今、このような世の中になっているのか、よ~くわかりました。
一方的な考えを押し付けるわけではなく、現実を提示し、この内容をどのように捉えるかによって、今後が変わっていくのでしょう。
今まで考えてきたことの裏付けになり、かつ、新たな視点を持つことが出来ました。
これからの取り組みに大きく影響しそうです(院長)。
カテゴリー: きむら歯科診療室 スタッフブログ —