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読書 402 アウシュビッツのタトゥー係 著者 ヘザー・モリス
2021年09月29日 11:24 AM
「絶滅収容所」で生きのびるため、葛藤しつつも同胞に番号を刺青する役を選んだユダヤ人の男。ある日、その列に並んでいた一人の女性と恋に落ち、そして誓う。「必ず生きて、この地獄を出よう」。実在のタトゥー係の証言を小説化した、狂気の時代に抗う愛と信念の物語。
「生きること、愛すること。それこそが抵抗。」と、帯タイトルにあります。
「生きること」の新たな側面に触れました。
リスクを背負ってでも、生き続けるためにあらゆる手段をとる。
先が全く見えない中でも、決してあきらめずに突き進む。
組織の気まぐれによって明日の命はわからないという状況で、日々を積み重ねる。
この精神力はどこから来るのでしょう。
計り知れないものを感じます。
人それぞれ、与えられた環境は違いますが、今、自分が置かれた状況を受け入れることが大切なのかも知れません。
言葉で言うのは容易いですが、実行に移すとなると、これが、なかなか難しい。
せめて、このような本に接した時だけでも、今の自分について考えるように心掛けたいと思います(院長)。
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