トップページ > きむら歯科診療室 スタッフブログ > 読書 302 騎士団長殺し 第1部(下) 著者 村上 春樹
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
9:30-13:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
14:30-18:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
休診日:水・日・祝祭日
※お待たせすることをできるだけ少なくするために予約制とさせて頂いております。
読書 302 騎士団長殺し 第1部(下) 著者 村上 春樹
2019年06月08日 10:20 AM
『「わかりきったことじゃないかね」と誰かが言った。ある夜、主人公の前に顕れたのは「イデア」だった。イデア!?山荘のスタジオで一度は捨てたはずの肖像画制作に没頭する「私」の時間はねじれ、旋回し、反転する。不思議の国のアリス、上田秋成「春雨物語」、闇の奥でうごめく歴史の記憶、キャンバスの前に佇む美しい少女。多彩な人物と暗喩が織りなす物語は、さら深く、魂の森の奥へ。』
肖像画を描くことから始まる奇妙な展開。
祠近くの石室を掘り起こすことによって出てきたものは・・・。
身の回りに起きていることが現実なのかどうか、境界が見えない中で、絵の中に人物像を投影していく。
そこから見えてくるものは何か。
まだまだストーリーの展開は見えません。
でも、確実に何かが始まっています。
何かがおきています。
怖さを感じながらも、理性とは別の次元の感情を抱きながら、深い闇の中に一歩ずつ足を踏み入れているような感じです(院長)。
カテゴリー: きむら歯科診療室 スタッフブログ —