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読書 323 星の子 著者 今村 夏子
2019年12月11日 8:23 AM
「林ちひろは、中学3年生。出生直後から病弱だったちひろを救いたい一心で、両親は「あやしい宗教」へのめり込んでいき、その信仰は少しずつ家族のかたちを歪めていく・・・。野間文芸新人賞を受賞し、本屋大賞にもノミネートされた著者の代表作。巻末対談:小川洋子」
何が始まるのだろう?どんな展開になるのだろ?と、疑問符だらけで読み始めました。
ん~、なるほど・・・。
よくあるパターンだなと思いつつ、頭の中をぐるぐると巡るものがありましたが、最後は結構ドキドキさせられました。
「あやしい宗教」。
椎名誠さんの「あやしい探検隊」は、馬鹿みたいに分かりやすい“あやしい”世界なのですが、こちらの“あやしい”は、解釈によって随分違ってくるのでしょう。
読んでいて、自分は何を信じて毎日過ごしているのだろうと考えたのですが、結論としては、自分を信じて生きているような気がしています。
自分自身の今のサイズに合った動きをする。
でも、ちょっとだけ無理をする。
それが刺激となって、楽しみが湧き上がってくる。
出来ない事は全て伸びしろだと思って取り組むと、なんだか嬉しくなってきます。
そんな事を考えさせられました。
この小説は芦田愛菜ちゃん(さん?)が主演で映画化されます。
彼女を見ていると、全力投球なのに常に余裕を感じます。
どんな映画になるか楽しみですね(院長)。
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