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読書 357 虫とゴリラ 著者 養老孟子 山極寿一
2020年08月04日 8:26 AM
解剖学者で昆虫博士の養老孟子氏と霊長類学者の山極寿一氏の対談。
昆虫とサルが好きな私にとっては、願ってもないコラボレーションです。
私たちが失ったもの、コミュニケーション、情報化の起源、森の教室、生き物の形、日本人の情緒、微小な世界、価値観を考えるの8章に渡って、地球上で生きていくという事がつぶさに語られています。
この本を読むと、地球上における人間の絶対数はほんの一部であり、他の生き物がほとんどを占めていることが分かります。
「地球に優しい」という言葉がありますが、厳密に言うと「人間が生活するための地球に優しい」という事のような気がしています。
共存することは大切です。
これから、如何にして生きていくか。
現実の中で今、問われているような・・・。
人間の過去を類推し、今をどのように生きていくかを見つめていくのが霊長類学であると解釈しています。
虫とゴリラ。
教わることが盛りだくさんの世界。
生き物としての原点に帰りました(院長)。
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