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読書 365 ヨッパ谷への降下 著者 筒井 康隆
2020年10月12日 10:15 AM
「見知らぬ夜の街で、若い裸の美女に導かれて奇妙な洞窟の温泉を滑り落ちる「エロチック街道」。九度死んで生きる虫の、いや増す死の恐怖を描いた「九死虫」。海の中に建つ巨大な家で、水浸しの縁側を少年が漂流する「家」。乳白色に厚く張りめぐらされたヨッパグモの巣を降下する幻想的な川端康成文学賞受賞作「ヨッパ谷への降下」ほか、夢幻の異空間へ読者を誘う魔術的傑作12編。」
筒井康隆作品。
探すと、まだ読んでいない本がたくさん出てきます。
どれを読んでも、新鮮な気持ちで世界に浸る事が出来ます。
今回はファンタジー傑作選ということで、何処へ連れて行ってくれるのかなとワクワクしながら読みました。
期待通りです。
大人のファンタジーといったところでしょうか。
以前、「ショートショートを書くのと、一遍の小説を書くのでは、使うエネルギーは同じ」と筒井康隆氏が書かれていたことがありました。
アイディアを絞り出す作業の過酷さは、私たちには想像も出来ません。
そんな中で、12編もの傑作を一つの本にまとめることが出来るのですから、別格な存在ですね。
他も探して読んでみます(院長)。
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