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読書 378 健康のすべては「歯」と「口」から始まる 著者 江口 康久万
2021年01月06日 4:23 PM
身体の健康は、「歯」を含めた「口」から始まるといっても過言ではありません。人類がかつて経験したことのない「人生100年時代」に突入した現在、いつまでも健康でいるために「口の働き」の重要さを再確認し、ぜひ新型コロナウイルスやインフルエンザの症状の重篤化を防ぐためにも、口腔ケアを大切にしてほしいと願っています。
と、帯タイトルに書かれていました。
「ピンピンコロリ」という言葉は、一度は耳にしたことがあると思います。
健康寿命をのばす生き方。
そのためにはどうすればよいかを学校歯科医が書いた本です。
歯科医師会が提唱する、80歳までに20本の歯を残そうという「8020運動」と同様、結果を求めるためには、そのプロセスが大事であることが語られています。
「三つ子の魂百までも」というように、小さい頃から身に着けた生活習慣は、いい意味でも悪い意味でも、成人期以降に反映されます。
幼少期からの地道な取り組みが、年齢を重ねるにつれ、大きな力となってくる。
学校歯科保健という場で、何をやるべきかを常に考え取り組まれていた先生のお話は、なかなか説得力があります。
考え方、実現させるための方法論など、私たちにとっても非常に参考になることが書かれていました。
常々、昔のウイスキーのコマーシャルにあった「何も足さない、何も引かない」という言葉が歯科の世界で実現されたらすばらしいと思っていました。
私たち歯科医が行う事は、導く事、見つめる事。
そんな事を思い起こしています。
著者の紹介で、年齢もほぼ同じであることを知りました。
新型コロナウイルスを含めた感染症も口腔ケアの重要性が叫ばれています。
一度、原点に立ち返って健康について考えてみるための良著でした(院長)。
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