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読書 417 神様の御用人 著者 浅葉 なつ
2021年12月13日 3:15 PM
神様と人の絆の物語《黄金編》ついに完結!
「日本各地で地震が頻発するなか、突如姿を消した黄金。『大建て替え』の危機を前に、荒脛巾神と田村麻呂の悲しい過去や、黄金の深い後悔を知った良彦は、傷だらけの体で再び立ち上がる。神にも出来ないことがある。そして人間だからこそ出来ることがあると『神様の御用人』の自分は誰よりも知っているから。神と人。それぞれが抱く、切なる願いの辿り着く先とは。そして良彦が最後に下す、未来の決断とは。」
シリーズ最終章。
9巻からの続きです。
阿弖流為と坂上田村麻呂が登場し、蝦夷(えみし)と大和朝廷の戦いや、神による大建て替えまで発展し、それをどうやって阻止するかという壮大なスケールの物語。
第1巻から読み続けていましたが、ついに完結となりました。
「神にも出来ないことがある」がキーワードとなり、御用人が力を発揮する。
もふもふ狐の黄金、穂乃香ちゃん、神々たちの想いがつまった、心温まるお話で、今までのストーリーを振り返ってしまいました。
第1巻は2013年に出版されています。
ちょっと寂しい気持ちもありますが、感動的なエンディングを迎え、満足しています。
表紙のイラストも、とても美しく、新刊を購入するときの、一つの楽しみでした。
次は、どんなお話が待っているのでしょう。
ゆっくり待ちたいと思います(院長)。
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