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読書 441 老いを愛づる 生命誌からのメッセージ 著者 中村 桂子
2022年07月05日 7:53 AM
「白髪を染めるのをやめてみた。庭掃除もほどほどに。大谷翔平君や藤井聡太君にときめく。
自然体で暮らせば、年をとるのも悪くない。人間も生きものだから、自然の摂理に素直になろう。ただ気がかりなのは、環境、感染症、戦争、競争社会等々。そこで、老い方上手な先達(フーテンの寅さんから、アフガニスタンに尽くした中村哲医師まで)に、次世代への「いのちのバトン」のつなぎ方を学ぶ。生命誌のレジェンドがつづる人生哲学。」
「生きもの」らしく、自然体で暮らすための生命誌38億年の人生哲学。
一つ一つが心に染み込んできます。
あらためて、自分が生き物で、自然の一部であるということを思い出しました。
よく、人間は食物連鎖の頂点という表現を聞きますが、何を基準に頂点と言っているのか、いつも疑問に思っていました。
世界各国の地図で、必ず自分の国が中心に設定されているのと同じで、生き物の中心が人間であるという発想なのでしょうか。
そんなことを考えつつもこの本を読むと、地球において自分たちが置かれているポジションが明確になってきます。
優しく語られていますが、とても奥の深い内容でした。
地球という環境で共存していくための指南書。
時の流れに身を任せたくなってきます(院長)。
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