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東京都歯科医師会卒後研修

2016年09月05日 3:21 PM

4日(日)は、研修会IMG01798に参加してきました。

「スポーツ歯科の更なる可能性と安全性の高いマウスガードの製作法」をテーマに午前10時から午後5時までの、実習を含めた研修です。

会場は水道橋の東京歯科大学新館。

とても立派な建物でした。

さすが。

午前中は、マウスガードの理論、背景、製作法についての講義。

お昼を挟んで、午後は実習ということで、事前に送付していた自分の顎模型でマウスガードの製作を行いました。

作製したのは、ハード&スペースタイプ、改良型一枚法、ボイル&バイトタイプの3種類。

オーダーメイドとなるハード&スペースタイプが最も安全性、信頼性が高く、カスタムメイドのボイル&バイトタイプはあまり効果は得られないマウスガードである事を確認。

ボクシング、空手、ラグビーなどコンタクトプレーが多いスポーツにおける外傷から、歯を含めた口腔を守るためにはとても重要な役割を担っています。

実際、高校ラグビーでは、マウスガードを装着する事は義務になってます。

IMG01799出来上がったものを自分の口にセットし、装着感、噛み合わせなどをチェックしました。

手間がかかりましたが、体感出来、とても分かりやすい研修でした。

ニーズがあれば対応していきます。(院長)

 

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読書 168 シティ・マラソンズ 著者 三浦しをん あさのあつこ 近藤史恵

2016年09月04日 2:27 PM

IMG017853人の女性作家が書いています。

「純白のライン・三浦しをん」はニューヨークシティマラソン、「フィニッシュゲートから・あさのあつこ」は東京マラソン、「金色の風・近藤史恵」はパリマラソンを舞台にストーリーが展開されています。

ランニングをやっているため、走ることがタイトルになっている本はとりあえず読むようにしているのですが、著者が男性か女性かによって、かなりタッチの違いを感じます。

この三つは、マラソンという競争の場としてではなく、愛情、友情に包まれた心温まる物語として描かれています。

同じシティマラソンという題材でも、作者によってこんなにも味付けが変わってくるんだということを感じさせられました。

爽やかな読後感。

自分の走りとは別の世界でしたが、何かに包まれるような安心感を感じています。(院長)

 

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読書 167 おとこのるつぼ 著者 群 ようこ

2016年09月03日 2:08 PM

IMG01786「人望最低の問題社員なのに、なぜか社内人事をそつなく泳ぐパワハラ男。笑い飛ばせば可愛いものを、陰気とひがみをまき散らす迷惑なハゲ男。強烈なエアパンチにどん引き、夫婦の絆も揺るがす哀しき加齢臭男から、女子人気を一瞬で暴落させた「ハト男」の謎まで。絶滅危惧種の頼れるおとなは今どこに、男世界では珍キャラ続々発生中。驚きと脱力が交錯する、爆笑保証の現代男図鑑」

と裏表紙に紹介がありました。

心にざわめきを感じ、何が書かれているのか知りたくなり読んでみました。

ん~、男をこのような目で捉えている女性もいるのか・・・。

著者の主観がかなり大きいとは思いますが、まんざら否定出来なくもなく、笑いながらもどこか表情が固くなってしまいます。

浮気やメンツ、金銭感覚についても語られ、男の痛い所を突いてきます。

さすが作家、鋭い観察力です。

・・・と、他人事のように言っていますが、自分では気がつかないところで同じようなことをやっているのかも知れません。

気を付けよう。(院長)

 

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院内クリーニング

2016年09月02日 7:58 AM

IMG01787休診日を利用して、診療室の床とガラスのクリーニングを行いました。

依頼先は「光クリーン」。

医療機関をメイン(専門?)にお仕事をされている会社です。

仕上がりはご覧の通り。

ピッカピカです。

スタッフも「床がぬれているかのように輝いている。」と感想を述べていました。

 

 

 

 

 

 

IMG01788爽やかな環境に、胡蝶蘭も心無しか微笑んでいるように思えます。

診療室も歯もピカピカに保てるように日々取り組んでいきます。(院長)

 

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読書 166 ヤノマミ 著者 国分 拓

2016年09月01日 8:36 AM

IMG01772書店で本を眺めていたら、他の本の存在が消えるかのように目に飛び込んできた表紙。

帯タイトルもなく、写真と題名だけというシンプルなレイアウトがかえって他とは一線を画しており引きつけられるようにして購入しました。

南米で、現在は保護区となったなかで生活する原住民、ヤノマミ。

生と死、自と他、森と動物と人、善と悪など、現代社会では当たり前のように区別、対比されていることが、ヤノマミにとってはすべてが何の境界もなく同居している。

なぜ?と訊かれても答えは出ない。

地球、あるいは宇宙全体が一つの生き物であり、自分自身はその一部であると悟っているかのような生き方です。

生まれてきた命に対しては、精霊になるか子どもになるかは母親の判断に委ねられている。

とても衝撃的なことですが、読み終えると、これが人間という生き物がここまで存続してきた理由なのかと思わされました。

野生の定め、掟の厳しさ、摂理、優さが伝わってきます。

サルを観察することにより人間の原点を探ることが出来ると思い、一時期、サルに関する本を集中して読んだ事がありましたが、それも含めて原住民の生き方を見つめると、より、人間というものの存在の輪郭が見えてきたように思えます。

頭の中はまだまだ整理がついていませんが、ヤノマミを通して人として生きる事について見つめていきます。(院長)

 

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