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読書 359 ダ・ヴィンチ、501年目の旅 著者 布施 英利
2020年08月17日 7:27 AM
「レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452~1519年)が死去して501年。21世紀の今、万能の天才はどういうイメージで受け止められているのだろう?その姿を求めて著者は旅に出た。パリ、ロンドン、ミラノ、フィレンツェ・・・・、節目の年に開催される展覧会やゆかりの地を巡る。美術だけにとどまらず解剖学や工学などの視点からもダ・ヴィンチを見ることで、浮かび上がってきた新しい姿とは?」
東京藝大出身で、美術評論家、解剖学者である著者が、世界のダ・ヴィンチ作品を巡る旅に向かった。
レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画というと、「モナリザ」や「最後の晩餐」は頭に浮かびますが、それ以外はあまり知りませんでした。
それよりも、解剖図や、科学的な図案などの幅広い分野での活動に以前からとても興味がありました。
67年という人生の中で一人で達成できる範疇は遥かに越えており、全てはダ・ヴィンチというの名の組織による偉業ではないのかと考えた時期もありました。
でも、この本を読むことにより、やはりレオナルド・ダ・ヴィンチという人物が成し遂げたものであることがわかりました。
絵画による1:1,618という黄金比、遠近法、シチュエーションまで考慮したバランスなど、まさに天才という言葉が相応しい業績の数々。
絵の見かた、人体の捉え方など、留まるところを知らない探求心。
芸術と科学の融合が表現されています。
あるいは、原点があり、そこから、科学と芸術が分岐したと言った方が良いかも知れません。
様々な思いが頭の中を巡ります。
さて、これらを音楽と結びつけることが出来るか?
私の旅も始まりました(院長)。
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