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※お待たせすることをできるだけ少なくするために予約制とさせて頂いております。
ゴールデンウイーク
2020年05月11日 1:29 PM
連休中は自粛ということで、ランニングもせず、ほとんど家の中で過ごしました。
こうなると、自分はどういう行動をとるのだろうと非常に興味があったのですが、結局いつもの様に、読書、ベースの練習、作曲をメインとした生活となりました。
ベースは新たなソロベースの曲にトライ。
「Sweet Memories」「島唄」の2曲が新たなレパートリーとなりました。
作曲では仕上げ磨きの曲を作り、妻に指摘されたところを修正し、ほぼ完成。
自分で歌っているのですが、女性の声だったらもっといい感じになりそうだなと思いつつ、それなりに満足しています。
ちょっと歌詞を変えると手洗い用の曲にもなり、なかなかの優れもの。
いずれ、来院されたお子さん用にお渡しすることを考えています。
連休明けに診療のためにユニホームを着たのですが、なんと、お腹周りのボタンが、閉まらない・・・!
たった1週間での変化です。
籠って、食べて、飲んで、寝る、の結果がはっきりと出てきました。
体は正直です。
家に帰って、恐る恐る体重計に乗ってみましたが、普段とあまり変わらず。
筋肉が、みごとにぜい肉に置き換わったんですね。
山の中を駆け巡っていた自分はどこへ行ってしまったのでしょう。
状況がおちついたら、少しずつ節制して戻していきます。
体というものは、一度甘えると、なかなか戻せなくなるものであるということを痛感しています(院長)。
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読書 349 復活の日 著者 小松 左京
2020年05月08日 9:43 AM
「吹雪のアルプス山中で遭難機が発見された。傍らには引き裂かれたジュラルミン製トランクの破片。中には、感染後70時間以内に70%に急性心筋梗塞を弾き起こし、残りも全身マヒで死に至らしめるMM菌があった。春になり雪が解け始めると、ヨーロッパを走行中の俳優が心臓麻痺で突然死するなど、各地で奇妙な死亡事故が報告され始める。
人類滅亡の日を目前に、残された人間が選択する道とは。著者渾身のSF長編。」
1964年に出版された作品。
核兵器に代わるものとして開発されたウイルス。
世界へ蔓延するが、原因が分からないまま被害は急速に拡大していく。
唯一、南極で活動していた各国の研究者たちが、感染から隔離された状態でたまたま情報を得て生存していく。
その数たった1万人。
ウイルスの恐ろしさと、それにも増して恐ろしい人間の中に潜む欲望。
今回のコロナウイルスによる世界の状況を予見するような内容が多々、見受けられます。
何に対して、どう対処し、何処へ行きつくのか。
そして、何れまた繰り返されるのか。
1975年に草刈正雄主演で映画化されています。
エンディングに近いシーンだけが、記憶にありました。
著者は、「日本沈没」も書いています。
こちらは、中学生の時に映画で見ていました。
著者は2011年7月、東日本大震災の後に亡くなっています。
2作品とも、現代を予言しているようなストーリーでした。
SFはフィクションと言えど、侮れません(院長)。
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読書 348 パプリカ 著者 筒井 康隆
2020年05月05日 5:57 PM
昨年の大ヒットソング「パプリカ」を検索していたら、たまたま、この作品に出合いました。
大学時代に、夏休みに文庫本を買いためて、筒井康隆作品を読みあさっていたことがありました。
最近も、機会を見つけては筒井康隆ワールドに触れています。
精神疾患の治療のために開発された機器を巡って、関係者の心が入り乱れていくストーリー。
利権、名誉のために利用されて、予期せぬ事態に陥ってしまう。
開発者の想いとはかけ離れた使用法によって世界が変貌していく。
そのエネルギーは人間の心の中にあるという、考えたくはないが現実を暴き出しているような、そんなお話です。
この時期に読むと、「SFの虚構の世界だから・・・。」と軽く受け流すことが出来ないでいます。
タイミングが良かったのか、悪かったのか。
気持ちのリセットに時間がかかりそうです。
相変わらず、壮大な世界にどっぷりと浸かりました(院長)。
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読書 347 コロナの時代の僕ら 著者 パオロ・ジョルダーノ
2020年05月04日 5:31 PM
「何を守り、何を捨て、僕らはどう生きていくべきか。2020年春、ローマにて。非常事態下で綴られたイタリア人作家の叫び。今読むべき傑作エッセイ」
と紹介されています。
著者は素粒子物理学を専攻している学者。
数々の文学賞を受賞しています。
新型コロナウイルスと、どう向き合っていくか。
エッセイではあるが、事実を見据えた上で、現実を見せつけてくれます。
あとがきの「コロナウイルスが過ぎたあとも、僕が忘れたくないこと」では
「緊急事態に苦しみながらも僕らは(それだけでも、数字に証言、ツイートに法令、とてつもない恐怖で、十分に頭がいっぱいだが)今までとは違った思考をしてみるための空間を確保しなくてはいけない。30日前であったならば、そのあまりの素朴さに僕らも苦笑していたであろう、壮大な問いの数々を今、あえてするために。たとえばこんな問いだ。すべてが終わった時、本当に僕たちは以前とまったく同じ世界を再現したいのだろうか。」
と書かれています。
あらゆる点で、福島第一原発事故との共通点を感じるのは私だけでしょうか。
これから、どう考え、どう生きていくか。
今後、既成概念は通用しなくなっていくのかも知れません。
軸足をしっかりさせて、今回も、じっくりと取り組んでいかなければいけませんね(院長)。
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読書 346 ウイルスは生きている 著者 中屋敷 均
2020年04月14日 4:03 PM
「ある時、そのウイルスは我々の祖先に感染した。(中略)そのウイルスがいなければ胎盤は機能せず、ヒトのサルも他の哺乳動物も現在のような形では存在できなかったはずである。つまり我々の体の中にウイルスがいるから、我々は哺乳動物の「ヒト」として存在している。逆に言えば、ウイルスがいなければ、我々はヒトになっていない。少なくとも今とまったく同じヒト科ヒトではなかったであろう。我々は親から子へと遺伝子を受け継ぐだけでなく、感染したウイルスからも遺伝子を受け継いでいるのだ。もう一度言おう。我々はすでにウイルスと一体化しており、ウイルスがいなければ、我々はヒトではない。それでは我々ヒトとは、一体、何者か?動物とウイルスの合いの子、キメラということなのだろうか?
もう一つの疑問は、果たしてウイルスとは何者か?ということである。我々ヒトを含む生物の進化に大きな役割を果たしたウイルスは「ただの物質」なのだろうか?それともやはりある種の「生命体」と見なすべきなのか?」
まえがきの抜粋です。
2016年に出版されています。
私たちの体を構成する細胞。
ここに、過去においてウイルスが侵入し、構成要素として活動している。
以前読んだ本では、ウイルスは生命体ではないという見解でしたが、この本を読むと、少なくとも物質ではないように思えてきました。
ただし、どのような意志を持って活動しているのか。
宿主がいなければ自分たちが存在することさえ危うくなるのに、際限のない
感染を引き起こしてしまうウイルス。
ヒトのDNAに刻まれたウイルスの痕跡とは?
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、様々な書籍が出版されています。
あらためて、自分たちのボトムについて考えさせられました。
いずれにしても、この状況が早く収束することを願って止みません(院長)。
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読書 345「感染症パニック」を防げ! リスクコミュニケーション入門 著者 岩田 健太郎
2020年03月30日 7:59 AM
2014年出版の本です。
感染症にまつわるリスクを検討し、「どのくらい恐れろ」と言うべきか。
どのようなコミュニケーションをとるべきか。
これを、感染症という専門領域と、リスク・コミュニケーションという専門領域の両方から考えられています。
実際に現場で対応していたことをもとに解説されており、分かりやすい表現がとられていますので、悩まずに読めました。
感染症が急速に拡大している時は、理屈ではなく、因果関係を可能な限り把握しながら、対応策を講じ、迅速に実行することが求められます。
そういった意味では、リスク・コミュニケーションはとても重要になってきます。
やるべき事がきちんと伝わるかどうかはとても重要です。
プレゼンテーションの方法も含め、参考になりました。
情報というものは、伝え方によって、伝わり方にかなり差が出てくるんですね。
日々、刻刻と変化する状況に対応できるように頭の中を整理していきます(院長)。
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空気清浄機
2020年03月27日 8:17 AM
エアロサービス株式会社の業務用空気清浄機、エアロシステム35Mを設置しました。
空気中の浮遊粒子を減らし、ウイルスや細菌による感染を出来るだけ回避するために取り組みました。
器具の滅菌、治療機械内の水の浄化に加え、口腔外バキュームと共に空気の清浄化を行い、環境を整えています。
全員が滅菌技士の資格を取得し、ソフト、ハード両面で、出来るところから感染対策を行っていきます(院長)。
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読書 344 協力と裏切りの生命進化史 著者 市橋 伯一
2020年03月26日 8:04 AM
「生命と非生命を分かつものは?進化生物の最新研究による“私たちの起源”と“複雑化の過程”」ということで、生命の進化について解説されています。
第1章 生命とは何か
第2章 ヒトへと至る協力の歴史
第3章 協力を維持する仕組み
第4章 私たちは何ものなのか
この本は、今現在、世界で猛威を振るっている新型コロナウイルスを知るために本を検索していた時に目につき、購入しました。
“細胞とDNAは生物固有のもの”などの定義から見ると、ウイルスは非生命となるようです。
初めて知りました。
細菌から真核生物への変遷を経て、私たちのような生物に至るまでの進化。
DNA、RNA,タンパク質、ミトコンドリア、細胞壁、細胞膜など、キーワードが飛び交います。
出来るだけ専門用語を避け、とても分かりやすく解説されています。
この生命進化のストーリーを分かったうえで、注文していますがまだ届いていない「ウイルスは生きている」を読めば、理解が深まるかと考えています。
起源まで遡ったうえで、自分のレベルで把握し、今後に対応したいと思います(院長)。
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ボイストレーニング 23
2020年03月09日 10:46 AM
「Caro laccio」の2回目のトレーニングを受けてきました。
歌詞の内容を確認しながら、歌のアドバイスを受け、今回は最後まで通しました。
旋律の美しく、歌っているだけで、とても心地よくなってしまう曲です。
今まで受けたレッスンの基本に戻るための練習となっているため、この曲は今回で一段落。
次も「イタリア歌曲集」から「Sebben,crudele」を選択してもらい取り組むことになりました。
切ない内容の歌詞で、気持ちが入る曲です。
レッスン後の講義でも、発声の新たな世界を提示してもらい、イメージが膨らんでいます。
納得できる理論は大切です。
あとは、どれだけイメージに近づけて再現できるか。
体のレスポンスを上げていきます(院長)。
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読書 343 十二国記 東の海神 西の滄海 著者 小野 不由美
2020年03月07日 5:58 PM
「国が欲しいか。ならば一国をやる。延王尚隆と延麒六太が誓約を交わし、雁国に新王が即位して二十年。先王の圧政で荒廃した国は平穏を取り戻しつつある。そんな折、尚隆の政策に異を唱える者が、六太を拉致し謀反を起こす。望みは国家の平和か玉座の簒奪か。 二人の男の理想は、はたしてどちらが民を安寧に導くのか。そして、血の穢れを忌み嫌う麒麟を巻き込んだ争乱の行方は。」
麒麟が選んだ王の政治に不満を抱く者が、国を変えるために行った行動。
目的は何なのか。
地位、権威、名誉、あるいは国のため・・・。
正義とは何なのか。
正義のためならば、犠牲も厭わないのか。
とても難しいテーマがファンタジーの世界で描かれています。
結局は、納得する情報を提供した側に国民は従っていく。
現代でも一緒ですね。
戦うための心理をうまくコントロール出来るかどうか。
誰を、何を守っていくのかが明確な方に人はついて行きます。
十二国それぞれで展開されるせめぎ合いが続きます(院長)。
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