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読書 276 烏に単は似合わない 著者 阿部 智里
2019年02月17日 7:46 AM
「人間の代わりに“八咫烏”の一族が支配する世界“山内”で、世継ぎである若宮の后選びが始まった。朝廷で激しく権力を争う大貴族四家から遣わされた四人の后候補。春夏秋冬を司るかのようにそれぞれ魅力的な姫君たちが、思惑を秘め后の座を競う中、様々な事件が起こり・・・。史上最年少松本清張賞受賞作。」
書店の平積みで表紙が綺麗だったので、読んでみました。
二十歳で松本清張賞を受賞というのはどんな作品なのかなと思いながら読み始めると、これがもう、どうにも と・ま・ら・な・い。
心理描写、時代背景表現、ストーリー展開と、目を離すことが出来ません。
どうして二十歳という年齢でこのような作品が書けるのでしょうか。
四人の后候補と若宮との駆け引き。
権力争いに果てに行きつくところは・・・。
最後の最後で、大どんでん返し。
八咫烏の世界を舞台にした壮大なファンタジーです。
久々に感動と興奮を覚えました。
シリーズを読み進めます。(院長)
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熱帯環境植物館
2019年02月16日 7:40 AM
最近、休日に軽く足を延ばす機会が増えています。
今回は、板橋区にある熱帯環境植物館に行ってきました。
清掃工場の余熱を利用して運営されています。
隣には温水プールもあり、なかなか素敵なアイディアのもとに作られています。
入ると最初に設置されているのは水族館。

そこを経由し、熱帯の植物エリアに突入。
ボランティアガイドのツアーの時間に合わせて行動。
植物にはあまり興味がなかったのですが、説明を聞き、植物も生き物で、生存競争の中で種を保存していることを知りました。
自然界は深いですね。
今回新たな発見がもう一つ。
以前、山手線一周ランを行ったときに、高い塔が遠くに見えていたのですが、それが清掃工場の煙突だったことが分かりました。
疑問が解けて、少しすっきりしています。
探せばいろんな所があるもんだ。
また近くをうろうろしてみます。(院長)
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東京都埋蔵文化センター
2019年02月14日 7:49 AM
縄文の本を読み、どうしても縄文式土器が見たくなって検索したら、多摩センター駅近くに縄文を中心とした施設があることが分かり、早速行ってきました。
せっかくなので、日野駅から現地までランニング。
程よい汗をかいた後で目の前に現れたのが竪穴式住居。
中に入り、縄文時代の日常をイメージします。

次に、隣にある施設の足を延ばしました。
発掘品と一緒に縄文時代の衣装(?)をまとった展示が目に入りました。
様々な土器や土偶、矢じり、再現ジオラマが並び、テンションが上がります。
帰りにアンケートを書いたらオリジナルファイルがもらえ、小学生になったような気分で童心に帰りました。
定期的にイベントが開催されているようです。
夢とロマンの世界。 描いたイメージ全てが可能性を秘めています。
文献コーナーもあったので、次回はそちらを目的に行ってみようと思います。(院長)
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第69回八王子夢街道駅伝
2019年02月12日 11:57 AM
2月10日(日)は、八南歯科医師会駅伝部で、大会に参加しました。恒例の行事として定着しています。
今回は2チーム参加。
昨年は制限時間が厳しく、完走出来ないチームが続出だったため、今年は足切り時間が5分延長されました。
でも、きついのには変わりません。
今回は第2区を担当。
ランニングの本で学んだことを実践し、上り坂を含めた6.2キロを1キロ4分29秒のペースで襷を渡すことが出来ました。
去年よりもストレスの少ない走りが出来ました。
終ってからは温泉に入り、お昼から打ち上げ。
来年の大会について語り合いながら、飲んで歌って、結局、家に帰ったのは午後11過ぎ。
最後のお店では半分以上寝ていました。
3月に参加する大山登山マラソンにつながる走りが出来たように思います。
駅伝は、個人参加とはまた違ったテンションで毎年臨んでいます。
来年はどんな走りが出来るんだろう?
一歩ずつ積み重ねていきます。(院長)
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読書 275 縄文探検隊の記録 著者 夢枕 獏 岡村 道雄
2019年02月08日 2:10 PM
「一万年も続いた縄文時代。日本列島に住んでいた祖先たちはどのような生活を送り、どんな精神文化を築いていたのか。日本の神々のルーツを縄文に求める作家と、縄文は真の理想郷だったと断言する考古学者が、縄文世界を探求する。遺跡・遺物の最新情報から推論する合理的で豊かな暮らし、空海の密教と縄文の神々の関係、古代日本に渡来した人々の正体など、縄文研究の最先端を紹介。縄文人が高度な知識と文明をもっていたことが解き明かされる。」
ずいぶん前に、それこそ25年くらい前に、人間のルーツを知りたくてサルの世界を調べていたことがありました。 霊長類の原点を見て、今の自分を見つめたかったんです。 サルから沢山のことを教わりました。 今回は、間を思いっきりとばし、霊長類に文明、文化が入った縄文時代にスポットを当てて見ています。 狩猟から農耕牧畜に移行し定住することによって生まれた“村”というコミュニティーを舞台に何が起きていたのか。 それが現代にどのように繫がっているのか。 物を所有するということによって生まれた経済社会の原点がここにあるようです。 住まい、食、クリ、漆、アスファルト、そして神。 土偶は何を意味するのか。 マロンが主食のロマンの世界です。 あ~、考えるだけで眠れない夜を過ごしてしまいます。 と言いつつ、本を読みながら横になると瞬時に寝てしまう私でした。 夢の中で縄文の世界に浸っています。(院長)
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読書 274 大転子ランニングで53歳でもサブスリー 著者 みやすのんき
2019年02月06日 7:21 AM
「ひいこらサブスリー」「サブスリー漫画家激走 山へ!」に続く第3弾。
体の構造をもとにした理論を、漫画家ならではのとても分かりやすくい図で表現し、ランニングとは、早く走るためには、そして、モチベーションの作り方などが、多岐にわたって書かれています。
同じ市民ランナーの目線で、それも、自分が実行してきたことをもとに書かれた目からウロコの数々。
頭の中を整理しながら、少しづつ実践しています。
年齢とともに低下する肉体的なパフォーマンスを如何にして維持するか。
いままで、経験をもとにがむしゃらに走ってきましたが、この本を読むと、まだまだ伸びしろがあるような気がしています。
未完成であることにより開かれる未来。
2月11日の八王子夢駅伝で、成果が出ればいいな~。(院長)
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谷保天満宮
2019年02月05日 10:34 AM
休みを利用して散歩に行ってきました。
南武線谷保駅で降りてから、徒歩5分。
駅は“やほ”ですが、天満宮は“やぼ”。
ちょっと紛らわしいですね。
甲州街道上の道路標識のローマ字も“YABO”と上塗りされて修正されていました。
多分、下には“YAHO”が隠れているのでしょう。

梅が咲き始め、穏やかな空気を漂わせています。
菅原道真と縁があるということで、合格祈願の絵馬も沢山掲げられていました。
神社特有の神木があり、一歩足を踏み入れると国道の喧騒がシャットアウトされ、独自の世界を作り上げています。
時がゆったりと流れ、日頃の疲れを癒してくれます。

その後、一通り町を散策し、産直販売所で買い物して帰宅。
普段、休みの日は走ってばかりいるので、このペースもなかなか新鮮に感じました。

近辺の散策本を購入し情報を仕入れています。
また、身近な所をうろうろしてみます。(院長)
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読書 273 津波からの生還 東日本大震災・石巻地方100人の証言
2019年02月04日 2:53 PM

東日本大震災から、もうすぐ8年になります。
長かったような、短かったような、うまく表現できない時間です。
昨年は、知人を尋ねて南三陸の志津川へ行ってきました。
津波で甚大な被害を受けた地域です。
時間をかけて、多くの場所を案内してもらいました。
30年以上前に出張で2か月間生活したことがあります。
記憶の中にある町の風景は何も無くなり、10メートルの高さに盛り土されたエリアが目の前に広がっていました。
実際に足を運んで体験者に話を聞くことにより、今まで何も分かっていなかった自分に気が付きました。
まだまだ復興の途中のようです。
この本は、新聞に連載された、津波から生還した人100人のインタビューがまとめられています。
100のストーリーが一気に頭の中に入り込み、まだ整理がついていません。
生きていたからこそ語れること。
語り継ぐことが使命として、これからの人達へ必要なメッセージとして書かれています。
風化させてはいけませんね。(院長)
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読書272 一切なりゆき~樹木希林のことば~ 著者 樹木希林
2019年01月19日 1:59 PM
「求めすぎない。欲なんてきりなくあるんですから」
帯タイトルの言葉です。
樹木希林さんがインタビューで語られていた数々のお話が1冊にまとめられています。
以前は悠木千帆でしたよね。
私の中では、ドラマ「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」、そしてフジカラーのコマーシャルのイメージが強いのですが、年譜をみて、こんなに多くの作品に出演していたとは知りませんでした。
生きること、家族のこと、病のこと、カラダのこと、仕事のこと、女のこと、男のこと、出演作品のことについて6つの章に分けられていますが、どれをとっても心に沁み込む言葉ばかり。
内田裕也というパートナーを持ち、一見、波乱万丈な人生にも見えますが、きちんと人生を楽しんでいる。
とても、心を軽くしてくれる本です。
「おごらず、他人と比べず、面白がって、平気に生きればいい」
なかなかこの境地に達することは難しいとは思いますが、目指したいところですね。(院長)
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年末年始ラン
2019年01月03日 9:29 AM
恒例の年末年始ラン。
今年は川越を目的地に設定しました。
1月1日午前に日野駅を出発し、多摩大橋を渡りひたすら北上。
多摩湖、西武球場を経由し黙々と走り続けます。
途中、ツリーハウスの看板が見えたのでちょっと寄り道。
あいにく、年末年始でお休みでしたが、中に入ったことをイメージしつつ、経路に戻ります。
スマホのナビを頼りに走っていたのですが、「この先、右方向です」「民家なんですけど・・・」「この先、右方向です」「やっぱり民家なんですけど。おまけに柴犬が吠えているんですけど・・・」を何度か繰り返し、やっとメインストリートに復帰。
まったく、お騒がせなナビだ!
美しくたわわに実った南天に目を奪われながらようやくゴール。
33キロ、5時間の旅でした。
せっかくだから小江戸を見てこようかとも思ったのですが、バスを待っている間に汗が冷えて来て、つらくなってきたため、今回はそのまま電車で帰ってきました。
さて、今年はどんな年になるんだろう?
与えられた状況に身を委ねながら、抗わずに過ごしていきたいですね。(院長)
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