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読書 268 青の数学 著者 王城 夕紀
2018年07月10日 12:34 PM
その数式(まほう)が、君の青春を変える。
「雪の日に出会った女子高生は、数学オリンピックを制した天才だった。その少女、京 香凛の問いに、栢山は困惑する。「数学って何?」-。若き数学者が集うネット上の決闘空間「E2」。全国トップ偕成高校の数学研究会「オイラー倶楽部」。ライバルと出会い、競う中で、栢山は香凛に対する答えを探す。ひたむきな想いを、身体に燻る熱を、数学へとぶつける少年少女たちを描く青春小説。」
久々に、数学の世界に浸りました。
以前にも「ポアンカレ予想」や「博士の愛した数式」などで数の世界に身を委ねたことがありましたが、こちらは、もっと若い未完成の数学の世界が描かれています。
高校の頃は受験のために数学を勉強していましたが、その中でも数Ⅰと呼ばれていた分野がとても好きでした。
先生に恵まれたということもありましたが、一つの問題を1週間かけて解いたりすることもあり、その時間の中で、融合し分解されて徐々に解に近づいていく喜びを味わうこともありました。
数学者の広中平祐、岡潔氏の本なども読むと数学は芸術であることがわかります。
いかに美しい答えを出すか。
また、物理などと違って定理が証明されると、そこで完結する清さも魅力の一つです。
途中で出てくる問題の解説がうまく理解できない部分もありましたが、密かなときめきを感じている自分がいました。
受験生の頃に読めば、また違った感想が生まれていたでしょう。
続編も読んでみます。(院長)
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第20回北丹沢12時間耐久トレイルレース
2018年07月09日 10:53 AM
7月8日は、北丹沢トレイルレースで走ってきました。
今回で4回目の参加。
距離は44, 24キロ。
最近、歯科医師会の仕事が忙しくなり帰りが遅い日が続いていたため、体調に違和感を覚えていたのですが、自分にとって1年間の中で最大のイベントとなるレースのため、気合を入れて臨みました。
4時43分,日野駅発の電車に乗り相模湖駅で下車。
シャトルバスに乗って会場に着いたのが6時過ぎ。
受付けを済ませゼッケンと計測タグを付け、スタート5分前にやっとスタンバイ。
6時30分スタートのため、いつも慌ただしくなります。
走り始めてみると、練習不足、体力不足、睡眠不足の三重苦で足が思うように動きません。
「とにかく、行けるところまで行こう」と思い一歩ずつ刻んでいきます。
第一関門は1時間の余裕をもって通過。
長く続く林道である程度タイムを稼ぎ、第二関門にも制限時間の1時間前に到着。
ほっとしたのもつかの間、この時点で足はほとんど使い切っており、残りの16キロをどうクリアするかとても悩ましい状態でした。
これからが最大の難関、姫次が待っています。
案の定、ゾンビのようになりながら、立っているのか進んでいるのかも分からないような状態で、立ちはだかる斜面(ところによって壁)を超えていきます。
最後の頂上に着いた時には、身も心も憔悴しきっており、残りの下りではもう、自分の体とは思えない有様でした。
それでも、やっとなんとかゴール。
タイムは手元のウオッチでは、約8時間30分。
水も4リットル位飲みましたが、それでもギリギリの感じでした。
やはり、真夏のキタタンは侮れません。
終わってみると、心地よい達成感が芽生え、気持ちは既に来年に向かっています。
日本におけるトレイルランの開拓者、鏑木毅、石川弘樹選手から20周年に向けたメッセージが届き、歴史を感じさせる大会です。
今回は、参加賞のTシャツも洗練され、とても満足しています。
ボランティアの方々、ご苦労様でした。(院長)
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読書 267 老後の資金がありません 著者 垣谷 美雨
2018年07月04日 7:10 AM
「“老後は安泰”のはずだったのに!後藤篤子は悩んでいた。娘の派手婚、舅の葬式、姑の生活費・・・しっかり蓄えた老後資金はみるみる激減し、夫婦そろって失職。家族の金難に振り回されつつ、やりくりする篤子の奮闘は報われるのか?降りかかる金難もなんのその、生活の不安に勇気とヒントをあたえる家計応援小説。」
書店をうろうろしながら、タイトルと著者で選んだ本です。
人生設計という言葉がありますが、これはあくまで現時点での予測であって、そのままのストーリーが展開されるわけではないということが、この小説を読むとわかります。
瞬間、瞬間の判断で道はいくらでも変化するし、自分ではどうにもならないことが降りかかってくることもあります。
やっぱり、今を精一杯生きることが大切ですね。
「定年」「老後」と、なぜが同時期に人生のまとめに向かう本を読みました。
この著者の本はどれも、最後はハッピーエンドで終わるので、清々しい読後感を与えてくれます。(院長)
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読書 266 終わった人 著者 内館 牧子
2018年07月03日 7:53 AM
「大手銀行の出世コースから子会社に出向、転籍させられ、そのまま定年を迎えた田代壮介。仕事一筋だった彼は途方に暮れた。生き甲斐を求め、居場所を探して、惑い、あがき続ける男に再生の時は訪れるのか?ある人物との出会いが、彼の運命の歯車を回す。日本中で大反響を巻き起こした大ヒット『定年』小説。」
映画化され、6月9日に全国公開されています。
主人公は舘ひろし、妻が黒木瞳というキャスト。
「笑って泣ける定年コメディー」とサブタイトルがあります。
職業柄、定年がないため、とても新鮮なものがありました。
どちらが良い悪いという話ではなく、どちらが自分の人生に合っているかということなのでしょうか。
人生の区切りというのは、とても難しいですね。
結局、自分自身が満足出来るか出来ないかというのも、大きいような気がしてきています。
定年制は平均寿命がもっと低かった時代に出来た制度ですが、人生80年といわれている現代においては、定年後について考えること、備えることが多すぎるような気もします。
リタイアの時期を決める時が、いずれ自分にも訪れるわけですが、それまでは、あまり余計なことは考えずに、目の前の事に力を注いでいく、そんな気にさせられるお話でした。(院長)
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贈り物
2018年07月02日 3:29 PM
先日、診療が終わった頃に患者さん親子が来院されました。
受付けに行ってみると、吉平君とお母さんが笑顔で佇んでいます。
「どうしたんですか?」と声をかけると、「子供たちが作ったんです。」とお母さんら手渡されたものがこれ。
小春ちゃん、吉平君が二人で作ったものをわざわざ届けに来てくれたんです。
きむら歯科診療室のキャラクターでした。
完成度が高く、もう、嬉しくて嬉しくて、早速、待合室に飾りました。
見ていると、とても心が癒されます。
小春ちゃん、吉平君、ありがとう!
みんな喜んでいるよ!(院長)
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読書265 サブスリー漫画家激走 山へ! 著者 みやす のんき
2018年06月20日 12:07 PM

以前、同じ著者の「ひいこらサブスリー」を読んでいます。
漫画家だけに、体の関節の構造などをもとに、とても理解しやすい解説がされていました。
今回は、ロードではなく、山を走るトレイルランに特化していたため、予約して購入しました。
今回も、期待通り。
登りの走り方、下り方、ペースの作り方など、他の解説書ではわからない、とても基本的で実践的な内容が満載でした。
著者自身が、以前は85キロあった体重をランニングのために55キロまでコントロールし、フルマラソンを3時間以内で走れるようになった市民ランナー。
私たちと目線が一緒です。
先日の八重山トレイルに向かう電車の中でも読み、本番で早速実践したら、昨年よりもストレスなく走ることができました。
後半では、超人気の大会制限時間24時間で72キロを走破する「ハセツネCUP」と「富士登山競争」を実際に走った体験をもとに詳しく解説されており、自分が走っているかのような緊張感を覚えながら、一気に読み切りました。
競争率が高くあきらめていたのですが、あらためて参加したい欲望がふつふつと沸き上がっています。
やはり、ロードよりもトレイルのほうが自分には合っているようです。(院長)
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読書264 ウドウロク 著者 有働 由美子
2018年06月19日 10:44 AM

「49歳独身。職業・アナウンサー。これまで、いろいろなことがありました。たくさんの人と出会い、多くの言葉をもらってきました。そんなこんなを好きに書いた本です。自他ともに認めるクロい部分も、ちょっとだけ残っているシロい部分も詰まっています。人気アナウンサー初の書き下ろし本、待望の文庫化!『人生で一番悩んだ決断』にいたった経緯と本心も、初めて明かしています。」
紅白の司会、スポーツキャスター、海外赴任、「スタジオパークからこんにちは」「あさイチ」のアナウンサーなど、華やかな部分ばかり見ていましたが、表からは見えない並々ならぬ努力があり、それに伴う経験の深さが伝わってきました。
恋愛に関する悩み、出会いと別れ、組織の中で働く中での葛藤、独立に至る経緯など、どれをとってもストレートに投げかけられる言葉の数々。
悩みながらも自分を信じ突き進んでいたようですが、その陰には“母”という存在が大きく後押ししてくれていたようです。
いのっちの存在もかなり大きかったようで、目次の1つにもなっていました。
独立については、
「組織ゆえに、ベテランが考えるべきことは、自分はいつ後進に道を譲るかという問題です。上の者が自分のポジションにあまり固執しすぎると、後に続く者のチャンスや伸びしろを妨害してしまう恐れがある。なにより、自分自身が若いころからチャンスをいただき、今があります。」
という気持ちと、
「でも、そんなカッコつけた覚悟の一方で、本当は、私の中には、もう一人の自分がいました。『いつまでも現役でいたい』『いつまでも現場にいたい』という、仕事の虫の自分です」という、全て本音で語ってくれる潔さ。
気持ちがいいですね。
安定をとらずに、新たな道を切り開く有働さん。
これからの活躍が楽しみです。(院長)
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読書 263 やり遂げる技術 著者 鏑木 毅
2018年06月12日 12:21 PM
日本が誇るプロトレイルランナー鏑木毅。
彼が書いたメンタルマネージメント本です。
第1章 本番までにできることはすべてやる
成果を出すトレーニング
第2章 集中力を極限まで高める
勝負どころのメンタルマネージメント
第3章 常に考えながら走る
実力を出し切る方法
第4章 自分の限界を超える
サバイバルレースを走り抜く方程式
第5章 結果を次につなげる
本番後の学びと回復力
第6章 開拓者として生きる
プロトレイルランナー、レース運営の哲学
第7章 これからも走り続ける
50歳からのリスタート
2009年に、フランス・イタリア・スイスにまたがる標高4810メートルのモンブランのまわりを1周する、世界最高峰のウルトラトレイルレース、UTMB(ウルトラトレイル・デュ・モンブラン)で166キロを走り抜き3位入賞の経歴をもつ選手。
実際に、過酷な状況をくぐり抜けてきたことをもとに書かれており、ダイレクトに伝わってくるものがあります。
どこまでの自分を受け入れるか、限界とは何か、折れない心とは?
自分自身のトレイルランとはレベルはかけ離れていますが、多くの事を教わりました。
なぜ自分はこの年齢(もうすぐ58歳)になって、体に負荷をかけてまでウルトラマラソン、トレイルランにトライしているのか。
・・・自分の可能性と限界を知りたくて走っていることを再認識しました。
この経験が、走りに限らず、ふとした時に意外な力を発揮してくれることがあります。
やれるうちは、やれるだけの事をやる。
考えることが、ますますシンプルになってきました。
もう少し自分自身を見つめていきます。(院長)
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八重山トレイルレース
2018年06月11日 8:28 AM
10日は八重山トレイルレースに参加してきました。
上野原駅からシャトルバスで会場へ。
小雨が降るあいにくの天気でしたが、スタートの8時の時点では一時雨があがり、山を4つ超える38.55キロの距離に臨みます。
途中から雨がちらつき始め、山の頂上に近づくにつれ気温が下がり、汗と雨が一気に体温を奪っていきました。
先週は暑さとの戦いでしたが、今回は寒さとの戦いとなり、体が翻弄されます。
足元も泥んこ状態。
景色も霧で目に入らないなかなかのコンディションでしたが、かえって、余計なことを考えずに目の前の一歩に専念することが出来ました。
結果として、昨年よりも3分早くゴールする事ができました。
まずまずです。
今回もエイドでボランティアの方々から多くの力をいただきました。
2週連続の大会をこなし、達成感を感じています。
次は7月のトレイルレース。
もうひと踏ん張りがんばります。(院長)
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奥武蔵ウルトラマラソン
2018年06月09日 8:29 AM
6月3日は埼玉県で開催された奥武蔵ウルトラマラソンで走ってきました。
距離は78キロ。
八王子駅始発の電車に乗らないと間に合わないため、八王子に前泊して臨みました。
初めての参加でしたが、過去にも100キロや110キロの大会に参加していたので、「なんとかなるだろう・・・」と安易に考えていました。
・・・が、いざ走ってみると、気温が高いうえに林道のアップダウンが連続するかなりタフなコース。
35キロの時点では、足を使い切っているのもかかわらず、まだフルマラソンの距離が残っていることに気付き、頭の中では「初のリタイア」という言葉が飛び交う始末。
もうほとんど気力だけで前に進んでいたのですが、40キロを過ぎた折り返し地点のエイドで女性に頭から水をかけてもらったら、あら不思議!力が蘇ってくるではありませんか。
そこからは、登りは歩き、下りは突っ込んで走るというパターンを繰り返し、制限時間12時間の中、9時間37分で完走しました。
かなりきつい思いをしましたが、充実した、とてもすばらしい大会でした。
エイドでは水、スポーツドリンク、ジュース、コーラ、バナナ、アンパン、クリームパン、メロン、オレンジ、スイカに加え、おにぎり、いなりずし、そうめん、お粥、サンドイッチ、焼き鳥とノンアルコールビール(!)、湯豆腐など、居酒屋打ち上げのような多彩なメニューで、お腹の中から応援してくれます。
氷の用意もあり、キャップの中に入れ頭の熱をだいぶ冷ましてもらいました。
徐々に体が回復してくると、来年に向けた意欲が沸き上がっています。
ボランティアの皆さま、大変お世話になりました。(院長)
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