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※お待たせすることをできるだけ少なくするために予約制とさせて頂いております。
高尾山
2022年05月20日 10:53 AM
先日、久しぶりに高尾山に行ってきました。
コロナがまん延し、トレイルランの大会も中止が続き、普段のランニングも控えるような状況でしたので、走れるのかどうか半信半疑でトライしました。
以前は、ゆっくりでも、ほぼノンストップで頂上まで行っていましたが、トレーニング不足とマスク着用という2つの要因が重なり、半分以上走れない状況でしたが、なんとか頂上まで到達。
久々に心地よい汗を体感しました。
高尾山でも、マスクの着用は求められています。
頂上でペットボトルの水を買おうかなと思い自販機を確認したところ、まさかの210円。
下りながら、確認していったところ、徐々に値段が下がり、駅に辿り着き、ようやく、いつもの値段に戻りました。
ここにも、経済原理が働いていました。
今回は、ランニングの途中で豊田駅でSuicaをチャージしようしたときに目に入った“高尾山”の文字に惹かれ、衝動的に目指しましたが、次回は準備をして臨みたいと思います(院長)。
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てんとう?むし 実写バージョン
2022年04月28日 12:51 PM
アニメバージョンに引き続き、実写バージョンをYouTubeへ投稿しました。
よろしければご視聴ください。
URLはこちら
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多摩あんしん館のテーマソング
2022年04月26日 1:03 PM
以前ボランティア演奏に行っていた、デイサービス施設「多摩あんしん館」のテーマソングをYouTubeへ投稿しました。映像は、多摩平の森周辺で撮影したお花を中心に編集しています。
URLはこちら
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てんとう?むし
2022年04月08日 5:20 PM
YouTubeに新たな動画を投稿しました。
今回は、昆虫シリーズの「てんとうむし」です。
よろしければ、ご視聴ください。
URLはこちら。
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読書 434 100分de名著 老い ボーボワール 著者 上野 千鶴子
2022年03月23日 5:23 PM
『誰しもに訪れ、誰しもが認めない。そんな「老い」の実態を容赦なく暴き出し、「文明のスキャンダル」と捉え直した画期的な一冊。20世紀を代表する知性が老境に入って書き上げた大著を、超高齢化が進む現代社会に引きつけながら読み解く。』
“年齢に抗わない”
“怯むことなく、堂々と老いさらばえよ!”
ということで、ボーボワールが書かれた著書をもとに、“老い”について語られています。
ラジオ放送では
第1回:老いは不意打ちである
第2回:老いに直面した人々
第3回:老いと性
第4回:役に立たなきゃ生きてちゃいかんか!
の4回に渡って放送されたようです。
ボーボワールの「老い」は、上下巻でかなりのボリュームがある本だったので、今回は、解説本を読みました。
以前から、病気と老化は分けて考えないといけないと思っていたので、もう一度きちんと“老い”について考えてみようと思い手に取った本です。
ボーボワール自身が、老いの中で体感した事をもとに書かれた本。
私自身も60歳を超えて、今までのようにいかないことが増えていることを実感しています。
先日も、肩の痛みで自由に動けず、連休中は養生していました。
肉体的な老いに精神的なものが追い付かず、つい、無理をしてしまうんでしょうね。
きちんと今の自分を理解し、考えが凝り固まらないように気をつけなければ・・・。
機会があれば、ボーボワールの本にもトライしてみます(院長)。
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読書 433 ネバーランド 著者 恩田 陸
2022年03月20日 7:27 AM
『舞台は、伝統ある男子校の寮「松籟館」。冬休みを迎え多くが帰省していく中、事情を抱えた4人の少年が居残りを決めた。ひとけのない古い寮で、美国、寛司、光浩、統の4人だけの自由で孤独な休暇がはじまる。そしてイブの晩の「告白」ゲームをきっかけにおこる事件。日を追うごとに深まる「謎」。やがて、それぞれが隠していた「秘密」が明らかになってゆく。驚きと感動に満ちた7日間を描く青春グラフィティ。』
寮生活をしたことがありました。
とは言っても、大学受験のために浪人していた時に通っていた予備校の寮でしたが・・・。
学科は違っても、大学進学という同じ目標をもつ男子百数十名が一つの建物で共同生活を送る。
自分も含めて、いろんな人がいて、いろんな事がおきていました。
この小説は、伝統校の寮での年末年始7日間の物語。
普段の学校生活では見えなかったそれぞれの境遇が4人という限定された共同生活で露わになってくる。
“あいつが、まさか・・・”といった、思いもよらなかった生い立ちを共有することにより、次第に心の距離が近づいてくる。
まだ、社会に出る前の未完成な時期だけに、駆け引きなく、気持ちがストレートに表現される。
とても奥の深い時間が流れています。
個性の塊のような4人ですが、それが一つになっていく。
10代後半の輝かしい時代がある意味、ほろ苦く表現され、ちょっと心が熱くなり、色々な記憶が蘇ってきました。
誰もが通る時間。
人生の宝物ですね(院長)。
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読書 432 さかなクンの一魚一会 著者 さかなクン
2022年03月19日 4:39 PM
「親子で読もう!お魚好きの男の子が、どうやってさかなクンになったのか?
その秘密が全部わかる⁉さかなクン初の自叙伝」
帯タイトルの紹介です。
裏には
たくさんの人に出会って、見守られて、お魚好きの男の子は、さかなクンになりました。
「あの子は魚が好きで、絵を描くことが大好きなんです。だから、それでいいんです・・・。
成績が優秀な子がいればそうでない子もいて、だからいいんじゃないですか。みんながいっしょだったら先生、ロボットになっちゃいますよ。」
と本文からの文章が載っています。
以前からさかなクンが大好きで、バンドのライブでさかなクンの被り物をかぶって演奏したこともありました。
どうやったら、あのキャラが出来上がるんだろうと常々思っていたのですが、この本を読んで、なんとなくわかったような気がしました。
本人のもともとの資質があるとは思いますが、なんといっても母親です。
周りとは違った部分を修正し同じ線路に乗せるのではなく、個性ととらえて思ったままに自由に行動させるキャパシティー。
さかなクンは、母親という大海を思いのままに泳いで出来上がったんですね。
学校の勉強は出来なくても、魚に関しては誰にも負けない愛と情熱を持つ少年。
やりたいと思うことは、母親が道を開いてくれる。
“吹奏楽”を“水槽学”と勘違いし始めた管楽器との出会い。
大変なことも沢山あったけど、魚のためなら邁進できるモチベーション。
この本を読んで、個性は伸ばすものではなく、伸びるものであるということを再認識しました。
漢字にはすべて、ひらがながふってあるので、お子さんでも読めます。
読んでるだけでとても楽しくなる本でした(院長)。
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読書 431 生き物の死にざま はかない命の物語 著者 稲垣 栄洋
2022年02月26日 7:57 AM
『明日の命もわからない世界で、生き物たちは「今」を生きている。
土の中から地上に出たものの羽化できなかったセミ、南極のブリザードのなか決死の想いで子に与える餌を求め歩くコウテイペンギン、毎年熱帯から日本に飛来するも冬の寒さで全滅してしまうウスバキトンボ・・・。限られた命を懸命に生きる姿を描き感動を呼んだベストセラー“生き物の死にざま”の姉妹編。』
帯タイトルに「生きるとは、何だろう?死ぬとは、何だろう?」とあります。
生き物を通して、生きること、死ぬことを考える。
与えられた命を懸命に生きる。
本来は人間も同じように生きていたのかも知れませんが、いつの間にか、死ぬことも含めた、未来についても考えるようになっています。
それによって憂いが生じ、必要以上に個体を守ろうとする。
狩猟採取から農耕牧畜へ生活様式が変わり、蓄えるということを覚えてから、その傾向が強くなっているんじゃないかなと思っています。
もう一度原点に帰って“今を生きる”という発想を思い出す時が来ているような・・・。
植物も含めた、人間以外の生き物から教わることはたくさんあります。
謙虚な気持ちで、命について見つめ直したいですね。
それにしても、寄生虫が子孫を残しやすいように行動まで操られたカタツムリの話には驚きました。
だいぶ前に「パラサイト イヴ」という小説がありました。
映画にもなりましたが、人間のミトコンドリアはどうなのだろうと、あらためて考えています(院長)。
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まほろば 第一楽章
2022年02月25日 9:57 AM
YouTubeへ新たに投稿しました。
熊谷達也の「まほろばの疾風」を読んだ感動を曲にしました。
よろしければご視聴ください。
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読書 430 夏の庭 著者 湯本 香樹実
2022年02月23日 11:15 AM
『町外れの古い家に暮らす一人の老人を、ぼくらは「観察」することにした。生ける屍のような老人が死ぬ瞬間をこの目で見るために。夏休みを迎え、ぼくらの好奇心は日ごとに高まるけれど、不思議とおじいさんは元気になっていくようだ。いつしか少年たちの観察は、老人との深い交流へた姿を変え始めてゆく・・・。喪われゆく逝くものと、決して失われぬものとに触れた少年たちを描く清新な物語。」
3人の少年たちと老人との心の触れ合いが描かれています。
自分が子供の頃の事を思い出しました。
今考えると些細な事と思われることでも、あの当時は、それこそ、自分の人生を変えてしまうんじゃないかと思い込んでいたことや、行く先々が冒険だったり、新たな人間関係に喜びと戸惑いをおぼえたり・・・。
宝石のように、きらきらと輝いていた時間。
まだ、命について考える機会がない時期を舞台に、老いや死について、ゆっくりと染み込むように語られています。
子どもの目を通した老人の姿。
ちょっと残酷な思いから始まった観察が、交流を重ねるにつれて、深い心のつながりに変化していく。
老人の背景や子供たちの置かれた環境がからみあった中、成長していく姿に感動を覚えます。
人は一人ひとり、それぞれの歴史を持つ事を再認識させられました。
今、おじゃる丸のエンディングソングの歌詞「生まれて 生きて 死んでゆく 遠回り」が、頭の中でリフレインしています(院長)。
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