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読書 195 内蔵とこころ 著者 三木 成夫
2017年02月02日 7:28 AM
「『こころ』とは、内蔵された宇宙のリズムである。おねしょ、おっぱい、空腹感といった子どもの発育過程をなぞりながら、人間の中に『こころ』がかたちづくられるまでを解き明かす解剖学者のデビュー作にして伝説的名著。四億年かけて進化してきた生命の記憶は、毎日の生活の中で秘めやかに再生されている。育児・教育・保育・医療の意味を根源から問いなおす。」
骨考古学の本を読み、「そう言えば、解剖学者が書いた本を以前買っていたな・・・」と思い出し読んでみました。
生命の起源や、人間の行動、成長、生き物の形態などについて、講演内容を中心に非常に奥の深いお話が載せられています。
解剖学者だけに観察力は突出したものがありますが、そこをベースに形態、行動について進化の過程も考慮した考察がなされ、動物と植物との比較、感覚と運動について、生物の二大本能、生命記憶など、宇宙の中で息づいている生き物を総合的に捉えています。
とても夢のあるお話が満載で、また、よくよく考えてみると、今、自分の体の中でもリアルタイムで起きており、自分自身も宇宙の中の一つの通過点なのだということを気付かされました。
難しい内容を分かりやすく伝えくれる名著です。
原点に遡って事実を見つめる大切さを教わりました。(院長)
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ソロベースのしらべ 初級編
2017年01月25日 7:53 AM
先日、ショートステイの施設へ慰問演奏に行ってきました。
「見上げてごらん夜の星を」「ふるさと」「花」「トップ・オブ・ザ・ワールド」「スカボロフェア」「ジュピター」「シューベルトの子守唄」季節外れの「サンタが街にやってきた」をソロベースで弾いたのですが、一緒に歌える曲がもう少し欲しいと思い、新たに楽譜を手に入れました。
ポピュラー、クラシック、などスタンダードな曲が30曲掲載されています。
次の慰問演奏に備え朝練に取り組んでいきます。(院長)
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読書 194 骨が語る日本人の歴史 著者 片山 一道
2017年01月24日 7:28 AM
江戸時代の歯ブラシ「房楊枝」について調べていて出会った本です。
「発掘された古人骨を調べ、当時の人の様子を明らかにする骨考古学。その進展によって、日本列島の歴史は大きく書き換えられねばならないことがわかってきた。実は縄文人は南方からやってきたのではない。大陸から渡来した弥生人が縄文人を駆逐したというのも本当ではない。そもそも弥生人顔など存在しない。旧来の歴史学に根強く残る誤謬を科学的視点から検証。人々の生身の姿を復元し歴史をひもとく身体史観を提唱する。骨考古学の第一人者が、日本人の実像に迫る。」
ということで、私たちが教わった日本史の概念をばっさりと切っています。
骨格、歯、骨の太さなどをもとに、縄文人、弥生人から始まり、現代に至るまでの日本人について類推しています。
私たちが教わった日本史は実は文献が残っている時代からスタートしていることを知りました。
文献や肖像画などは作者の意図が関わってくるため、現実とは乖離している可能性がある。
それに比べて、出土した古人骨、歯は現実そのままのため、分析能力さえあれば、有能に物語ってくれる。
なるほど~。
私たちが教わった日本史は、「こうだった」という現実を伝えているわけではなく「こうあってほしい」という願望がかなり含まれた世界だったのかも・・・。
常識って何でしょうね?
日本人は、海外の人達よりも日本人についてとても知りたがる国民らしいです。
自分探しは、この辺りから来ているのでしょうか?
あまり歴史は得意ではなかった、というか苦手だったのですが、この本を読んでかなり頭の中がすっきりしてきました。
「高校時代、旧石器時代から歴史を教えてくれればもっと楽しめたのにな~。」と勝手に言い訳しています。(院長)
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読書 193 春にして君を離れ 著者 アガサ・クリスティー
2017年01月23日 7:23 AM
アガサ・クリスティーというとミステリーというイメージがありましたが、この作品はちょっと毛色が違っていました。
結婚して子どもが生まれパートナーの事業も順調に進み、何の不満もない人生を送っていた一人の女性が、ある事をきっかけに、夫婦関係、親子関係に疑問を持ち始める。
夫に対しては最良の妻であり、子どもに対しては最良の母として生きてきたはずが、どこか、歯車が噛み合わなくなってくる。
原因はどこに、誰にあるのだろうと思い悩み、結論を求めていくが・・・。
人間関係がうまくいかなくなった時に、問題の原点は自分にあるのか、自分以外にあるのか、どちらにウエイトを置いて考えるかによって展開は大きく変わって来ると思います。
ちょっと間違うと一人芝居をしてしまうこともあるでしょう。
家族のコミュニケーションという舞台に展開されるストーリー。
「愛ってなに?」と考えさせられる悩ましくも興味深いお話でした。(院長)
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大人に刺さる園児の名言 すべての子どもはアーティストだ 東邦出版
2017年01月19日 7:46 AM

園児の名言(迷言?)が一冊にまとめられています。
新聞広告で見て興味があり購入しました。
私たちが忘れてしまった感性がたっぷり詰まっています。
例えば、
「は~とさ~ん、コケコッコ~。」(3才.男)
電線に止まっているカラスに向かって話しかけていました。全部違う。
とか、
休憩時間にメールの返事。園児に話しかけられ、「返信するから待っててね。」と答えると、私をず~っと見つめながら一言。
「せんせい、いつになったら変身するの?」
など、物事が分かったつもりになっている大人には発想不可能な言葉の数々。
待合室に置いてありますので、興味があれば手に取ってみて下さい。(院長)
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フロストバイト順位
2017年01月17日 7:00 AM
順位が出ました。
4337人中858位。
去年とほぼ変わらず。
タイム、順位とも一定してきました。
安定しているのか、頭打ちなのか・・・とても悩ましいところです。
ん〜・・・あまり考えずに次を目指します。(院長)
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フロストバイトロードレース
2017年01月16日 7:19 AM
日曜日はフロストバイトでハーフマラソンを走ってきました。
今回で3回目の出場です。
会場は横田基地。
入口でパスポートを提示し入場。
更衣室のテントが、会場を物語っています。
とにかく寒く、荷物を預けてから短パンとTシャツでスタンバイしていると体の震えが止まらず、まさにフロストバイト(凍傷)を彷彿させるような状況でした。
走り始めても体の強ばりがとれませんでしたが、徐々に体も温まり、途中からはストレスなく走ることが出来ました。
最後まで力を抜く事なくゴール。
タイムは1時間38分34秒。
毎回、同じような記録です。
順位は結果待ち。
多くの方々が家族連れで参加する楽しい大会です。(院長)
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読書 192 向谷 実の青春60切符 著者 向谷 実
2017年01月11日 7:04 AM
野呂 一生の自伝に引き続き、還暦を迎えた元カシオペアのキーボーディスト、向谷 実の自伝です。
こちらも、リアルタイムで接していたので、野呂 一生の自伝とは違う別の切り口で、振り返りながら楽しく読めました。
現在、ミュージシャンとしては音楽館という会社を立ち上げ勢力的に活動していますが、実は鉄道のシュミレーションソフトの開発や、駅の発着メロディーの作曲など、鉄道関係でもかなり有名なことを知りました。
というか、そちらの方が有名なようです。
最近では、ホームの転落防止のゲートの開発にも携わり、特許を取ったとか。
多才な活動は、小さい頃からの延長のようです。
カシオペアとして世界を股にかけて飛び回っていた時とはまた違った側面に触れる事が出来、驚きの連続です。
対談で語られていた「曲は降りてくるのではなく、沸いてくるのだ。」の一言は「まさにその通り」と思いっきり頷いてしまいました。
作品を作るというのはそんな簡単な事ではありませんよね。
東京で生まれ育ったという環境に才能と努力を加え最大限に利用しているような人生。
読んでいて、とても勇気が出てきました。(院長)
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読書 191 私時代 著者 野呂 一生
2017年01月10日 7:29 AM
世界に誇るフュージョンバンド、カシオペアのギタリスト野呂 一生の自伝です。
大学で軽音楽部に入部しカシオペアの存在を知り、ライブで衝撃を受けて帰って来たことを覚えています。
メロディーの良さはもちろん、テクニック、スピード、アンサンブルと、今まで接した事のない驚きの世界でした。
ほとんどの曲を作っていたのが、野呂 一生。
1月1日生まれというところから、何か違ったものを持っていたのかも知れません。
歴史や自伝などで人の生涯について触れる事は多々ありましたが、ほとんどリアルタイムで音楽を通して見てきて、かつ、今も積み重ねている人の自伝は初めてであり、これまでの自分も振り返りながら読める、私にとって、とても奥の深い本でした。
彼らの華やかな姿だけを追い求めて接してきましたが、その背景には、自分たちでは想像もつかないようなものを背負って活動していたことを知りました。
才能があるのは当然ですが、それ以上に積み上げて来た努力は並大抵の事ではありません。
努力出来る事自体が才能ですね。
還暦を迎えて出版された本。
これからは違った感性で、彼の音を聴けるような気がしています。
カシオペアと同世代で、同時代に音楽に接する事が出来た事に喜びを感じています。(院長)
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読書 190 スターティング・オーバー 著者 三秋 縋
2017年01月09日 8:08 AM
お正月に、頭を使うミステリーばかり読んでいたので、軽いタッチのものが読みたくて書店でぶらぶらと探していたところ、タイトルが目に入ってきました。
ジョン・レノンのアルバム「ダブルファンタジー」のオープニング曲です。
二十歳のときに、久しぶりにジョンがアルバムを出すということで予約して購入。
一曲目の最初の鐘の音が、「ジョンの魂」のオープニングの鐘のような重厚なものではなく、これから本当の自分、というか、家族として生きていくという暖かく、透明感のある響きを感じ、聴き込んでいました。
でも、その直後に暗殺されてしまい、言葉には出来ないショックを覚えた事があります。
そんなこともあり気になりページをめくったところ、1ページ目から引き込まれ、あっさりと読んでしまいました。
「二十歳の誕生日を迎えた僕が、十歳まで時を巻き戻されて、再び二十歳になるまでの話だ。」
オープニングの文です。
何だろう?
二周目の人生は、十歳のクリスマスから始まる。
一周目の自分の人生に非常に満足していたのでそのままそっくり再現しようと思うが、徐々にずれていき落ちぶれていく。
そんな中、一周目の自分を再現している人物に出会う。
そこで、以前交際していた彼女が関わっていく。
なぜ、こんなことになってしまったのか。
苦悩するようでいて、案外与えられた状況の中で生き延びていく。
そして最後に、思いがけない結末が・・・。
「願いってのは、腹立たしいことに、願うのをやめた頃に叶うものなんだ。」
この言葉はキーワードになっています。
夜な夜なビールを読みながら楽しく読みました。
「世の中、まんざら悪くない」、そう思わせてくれる本です。(院長)
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