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読書 133 帰郷 著者 堂場 瞬一
2016年03月29日 1:50 PM
鳴沢了シリーズ第5弾。
「話があるんです・・・父の葬儀の翌日、一人の若者が訪ねてきた。新潟県警鬼の一課長と呼ばれた父にとって唯一の未解案件を再捜査しろというのだ。奇しくも時効は葬儀の当日であった。遺品の備忘録に綴られる捜査への飽くなき執念、不審な元同僚、犯人と名指しされた男、そして謎の記号・・・父が遺した事件を追って雪の新潟を鳴沢、疾る!」
と裏表紙に紹介がありました。
殺害された人物とその息子、同僚、そこを取り巻く刑事。
時効になった事件に対して鳴沢了が、父が果たせなかった思いを解決すべく行動します。
そして、今回も意外な結末が。
シリーズを続けて読んでいると、連続ドラマを観ているような感じになっています。
登場人物も身近な存在になってきました。(院長)
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ヨシダタロウ デンタルショー
2016年03月28日 9:02 AM
日曜日は、デンタルショーに行ってきました。
会場は浅草。
受付けを済ませ、さて、どこから機材をチェックしていこうかなと見渡したところ、お世話になっているレセプトコンピュータ、シグマソリューションの担当者とぱっと目が合い、先ずはご挨拶。
今回の開院を導いてくれた方とも顔を合わせ、東京の担当として戻ってくるとのお話も聞き和やかにスタート。
それから、予定通りに各ブースを回りました。
口腔外バキューム、アルジネート練和機、口腔内カメラ、エアータービンなど、実物を手に取り説明を受け、カタログでは伝わらない情報を得てきました。
どこから導入していこうかと考えを巡らしています。
電動歯ブラシの被り物や、歯ブラシなどでケーキを型取ったオブジェを写真に収め、お土産の雷おこし、人形焼きを受け取り会場を後にしました。
開院し5月で2年を迎えますが、ここまで来るのには多くの方々の支えがあったことを再確認した1日でした。
これからも、一歩ずつ、ステップアップ目指して取り組んでいきます。(院長)
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町田 ほろ酔い めし浪漫 人生の味
2016年03月26日 7:45 AM
町田の飲み屋さんを舞台にしたコミックです。
登場人物は43歳になる鴨葱安二郎、鶴亀大作の二人。
高校の同級生です。
美味しいお酒と肴を楽しみながら人生を語り合います。
片や結婚して子どもがおり、片や独身ということで、積み重ねてきた時間の色合いは違いますが、高校生の時と全然変わらない付き合いを続けています。
利害関係がない時から始まっている友情。
純粋ですね。
この手の本は最近、巷に溢れていますが、他のグルメ本とは違ってあくまでも二人の会話がメインになっています。
もつ煮込み、焼き鳥、牡蠣鍋などのメニューはあくまでも脇役です。
ですが、出てくるものは、読んでいるだけで喉がゴクリと鳴ってしまうものばかり。
こんな感じでゆっくりとお酒を味わえたら幸せだろうなと思わせるような、まったりとしてすごく味わいのある空間。
顔を合わせれば、いつでも少年に戻れるあったかい関係。
気持ちが安らぎました。(院長)
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読書 132 よい子できる子に明日はない 著者 和田 はつ子
2016年03月25日 6:33 PM
和田はつ子さんの作品紹介でタイトルを見て、ずっと気になっていたのですが、ようやく手に入り読んでみました。
1986年に出版され、NHK銀河テレビ小説「お入学」の原作にもなった作品です。
著者が体験した、お嬢様の小学校受験の奮戦記から始まります。
そこから、「現代優等生気質」、「 よい子できる子に明日はない」と続くのですが、いやはやなんとも、これが現実であるということを受け容れるために、とても頭を悩ませました。
優等生を求められ、できる子を演じ維持していかなければいけない苦悩。
自分が望んでやっているわけではないということに気付かず、周りの期待に応えることに喜びすら覚えてしまう環境。
いざ結果が出せなくなると、とたんに相手にされなくなってしまう。
母親と子の関係を中心に書かれています。
何がそうさせているのでしょうか。
親のプライド、達成感、自己実現・・・いろいろありそうですね。
30年前に書かれていますが、現在の実態はどうなんでしょう?
その時代に教育を受けていた人たちが、今、親の世代になっています。
「原因の原因」を考え、一度立ち止まって考え直さなければいけないことがあるような気がします。
人類が続く限りは目を背けることが出来ないテーマ。
常に心に留めていきます。(院長)
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読書 131 孤狼 著者 堂場 瞬一
2016年03月22日 7:37 AM
鳴沢了シリーズ第4弾。
青山署の刑事、鳴沢了が練馬北署の刑事今敬一郎とコンビを組んで 特命で 事件に取り組みます。
一人の刑事が死に、一人が失跡。
本庁の理事官に呼ばれ捜索を開始する。
目的も告げられずに、任務を遂行しようとするが、なかなか糸口がつかめないまま、時間だけが過ぎようとする。
が、方向性が見えてきたところから、立ち向かう相手の大きさに愕然としながらも、果敢に解決に向け突き進む。
刑事をやめ、私立探偵で働く小野寺冴の力も借りて急展開の結末を迎える。
1行目を読んだ瞬間から、一気にストーリーの中に引き込まれる世界。
ネタバレになってしまうため、詳しく伝えられないのが残念です。
次のシリーズも楽しみです。(院長)
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峰山トレイルレース
2016年03月21日 9:56 AM
連休初日は峰山トレイルレースに参加してきました。
藤野駅からシャトルバスで会場へ。
まずは、最近お決まりの地元キャラクターとのツーショット。
名前は緑潤(みうる)と言うそうです。
会場につながる道路が渋滞していたため、遅れてくる人のためにスタート時間を遅らせ10時15分スタート。
距離は14キロ。
大会コースもスタート直後の登り坂で早速渋滞が始まります。
ここは我慢と自分に言い聞かせ、道幅が広がってから自分のペースにもっていきます。
コースはそれ程きつい所がなく、楽しんでいるうちにゴール。
タイムは1時間41分37秒。
去年よりも約3分縮めました。
順位は50歳代男子93人中10位。
いい感じになってきました。
温泉で汗を流しながらゆっくりと体を癒し帰宅。
一休みして、夕方6時からはスタッフの結婚披露パーティーに参加。
若い二人へ「君たちは未来だ」と心の中で声を掛けながら祝福しました。
濃厚な1日でしたが、とても前向きに時を過ごす事が出来ました。
次の予定は4月の青梅高水トレイルラン。
引き続き山と触れ合ってきます。(院長)
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食べているのは生きものだ 森枝 卓士 文・写真
2016年03月20日 8:35 AM
「食」について、もう少しきちんと考えてみようと思い探していたら出会いました。
世界の様々なところで食べられているものを写真とともに紹介されています。
本のタイトル通り、肉、魚、そして野菜など、私たちが毎日食べているものは生き物であるということが再認識されます。
他の命で生かされているんですね。
仕事が分業されればされるほど、この認識が薄れていくようです。
目の前に出てくる料理はすでに加工されたものばかり。
共存しているということを忘れずに「食」に関わることはとても大切なことですね。
”おいしい”時には、感謝の気持ちも込めて味わうことが大切なような気がしてきました。
(院長)
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読書 130 ゆめ姫事件帖 著者 和田 はつ子
2016年03月19日 8:24 AM
口中医桂助シリーズに引き続き、「余々姫夢見帖」を改題した作品が出ました。
ほぼ6年ぶりに復活です。
和田はつ子作品で2番目に好きなシリーズ。
この2つは全巻読んでいます。
新作はもう読めないのかなと半ば諦めていただけに、感激もひとしおです。
余々姫シリーズでは姫が夢で見る事件の謎解きが主だったのが、このシリーズでは恋愛と成長を大きな柱とする、ゆめ姫の生き方に重点を置いていく予定とあとがきにありました。
相変わらず、ゆめ姫のやんちゃぶりは健在ですが、以前よりどこか大人になったような雰囲気を漂わせています。
夢に現れたことが現実とどうかかわってくるか、登場人物との関わりはどのように発展していくか、様々な思いを巡らしながら読み進めました。
最後の1行では、目頭が熱くなってしまいました。
ほぼ同じ時期に、口中医桂助と並んでゆめ姫(余々姫)シリーズが発行されたことで、どこか、過去の自分を取り戻したような気がしています。
とても落ち着いた気持ちにさせられました。
口中医桂助、ゆめ姫と一緒に時を過ごせる幸せに浸っています。(院長)
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読書 129 熱欲 著者 堂場 瞬一
2016年03月15日 6:35 AM
刑事・鳴沢了シリーズ第3弾。
今回は、青山の生活安全課に場を移して活動します。
マルチ商法に騙された人たちの訴えを受けることから物語が始まります。
老人のささやかな欲望と不安につけ込み、お金だけではなく、生活や家庭までも崩壊していく詐欺師を相手に立ち向かっていきます。
被害者が加害者でもあるマルチ商法の捜査は困難を極めるが、事件の背後にNYの中国系マフィアの存在が浮かび上がってくる。
正義のために鳴沢了は、悪に立ち向かっていきます。
事件の解明には、アメリカ留学時のルームメイトの内藤、そして、その妹優美が深く関わってくる。
その結末は?
詐欺って恐ろしいですね。
知らないうちに入り込み、全てを奪われてしまう。
潜在的に不安を煽るアプローチの恐さを再認識しました。
スピード感溢れる小説。
次のシリーズはどんな展開を見せるのでしょうか。(院長)
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大山登山マラソン
2016年03月14日 7:47 AM
日曜日に参加してきました。
会場は伊勢原。
参加者は2716人。

伊勢原小学校で受け付けを済ませ、地元のマスコットキャラクター「くるりん」と記念撮影。
頭に被っているのは、名産品のコマらしい。
だから、くるりんか・・・。
テンションを上げてスタート地点の駅に向かいます。
駅から大山阿夫利神社までの9キロを走ります。
標高差650mの 延々と登るコース。
7キロ先からは1,610段の石段が待ち構えています。
3キロ地点までは、通常のペースを保つ事が出来ましたが、徐々に傾斜がきつくなり、石段を登っている時には、恒例の両足痙攣がおき、足をなだめながらゴールを目指します。
ノンストップでなんとかゴール。
タイムは1時間58秒。
50歳代では713人中85位。(最終結果)
こんなもんでしょう。


七草粥とお汁粉のサービスを受け、大山阿夫利神社でお参りをし、カエルの石像に見送られスタート地点に戻ります。
送迎バスがないため、せっかくなので走って戻りました。
大会は9キロですが、トータルでは18キロ走ったことになります。
町おこしということで、 地元の人たちの、暖かいおもてなしに包まれた大会。
楽しいひと時を過ごしました。
会場である伊勢原小学校のフェンスには標語が掲げられていました。
とても大切な言葉です。
参加賞はバッグ。
早速使っています。
来週は峰山トレイルレース。
山を走る素敵なレースの季節が始まります。(院長)
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