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フロストバイト
2016年01月18日 1:34 PM
日曜日は、フロストバイトロードレースで走ってきました。
昨年に引き続き2回目です。
会場は横田基地。
ちょっと寒さを感じましたが、短パンをはいて11時スタート。
今回は、どこまで突っ込んで走れるか試してみました。
手元のウオッチでは1キロ4分36秒ペースを維持し、タイムは約1時間37分という記録。
正式な結果が出ていないので何とも言えませんが、明らかに昨年よりはタイムがアップしています。
記録が出たら、また報告します。

大会の後、スタッフに教えてもらったベーグルのお店「HOOP」に足を延ばし、スモークサーモンサンド、ローストビーフサンド、お土産用にベーグルを購入。
美味そうなメニューが並んでいました。

その後、牛浜駅に向かい通りを歩いていると、忌野清志郎のサインを発見!
ラーメン屋さん「福実」の入口に掲示してありました。
彼が、自転車で食べに来ていたそうです。
ゴール後横田基地の食堂で食べていたので、こちらは次の機会の楽しみとして取っておきます。


帰る前に瑞穂町郷土資料館に寄り、特別展示「大瀧詠一の世界」を見てきました。
私が大学に入った頃に大ヒットした彼のアルバム「ロングバケーション」は何度も何度も聴きました。
愛用のギター、手書きの楽譜、DJで使っていたターンテーブル、ジュークボックス、アルバムジャケットで着用していたシャツなど記念の品々が展示されており、気持ちは35年前にトリップしてしまいました。
一度聴いたら忘れられない大瀧詠一の音の空間の広がり、フレーズ。
帰りの電車では頭の中で音が鳴り続けました。
音と時代がシンクロし、胸が熱くなってしまいました。
家に帰ってからはベーグルサンドを堪能。
ビールにもワインにも合い、すごく美味しい。
教えてくれたスタッフに感謝。
福生まで走っていって福実でラーメンを食べ、HOOPでベーグルサンドを買って帰ることを次の目標にします。(院長)
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読書 117 店長がいっぱい 著者 山本 幸久
2016年01月15日 1:32 PM
以前、副院長が読んだものを借りて読んでみました。
他人丼を友々丼とネーミングし提供する全国チェーン店を舞台にしたお話です。
7つの店舗が出てきてますが、全てがストーリーの中でつながっていきます。
最初の舞台は八王子北口店。
会社の方針と、自分たちの経営との狭間で悩みを抱えながらも、独自のカラーを出しながら店を切り盛りする店長。
色々とトラブルを抱えながらも、人と人との繋がりの中で喜びを見いだしていく。
店長の考え、本社社員のモチベーション、創設者の息子で現社長の心の変化、母親である会長の店舗を立ち上げた時の理念など、様々なものが絡み合って会社が動いていきます。
”組織は人なり”という言葉を思い出しました。
働いている人それぞれ、家族、家庭を持って生きている、そんなことを思わせるお話でしす。
トップで働く者の苦悩も垣間見えてきます。
働く事の理由、意義を考えさせられました。
なかなか感動的な結末です。
店内に流れるコマーシャルソング
”友達以上になぁりたいわぁ
なぁれるかしらぁ なれるわよぉぉ
ユゥウウユゥウウ ユゥウウユゥウウ
ユゥウウユゥウウ ユゥウウユゥウウ
友々家アァアアァア”
が、たびたび出てきます。
メロディーを作ってみようかな。
ちなみに、副院長も2015年1月30日に読後感を書いています。(院長)
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元気に咲いています!!
2016年01月13日 2:38 PM
昨年10月頃に患者さんから小さな可愛らしい鉢に入ったお花をいただきました!!
スタッフ一人ひとりに用意していただき、それぞれ気に入ったお花を持ち帰りました。
1年中花を咲かせる種類のようで、本当にそうなのかな?と半信半疑でいたのですが・・・
それからもうずいぶん経ちますが、今もお花がたくさん咲いています!!
どんどん新しい花が芽を出し、いただいた時と少しも変わらない姿です(*^^*)
ついつい水をあげるのを忘れてしまい、1週間くらいベランダに放置してしまうことも・・・(>_<)
にも関わらず可愛いお花を咲かせてくれています。
このまま寒い冬も乗り越えてくれることを願っています。
せっかくいただいたお花。大事に大事に育てていきます!!
(スタッフ)
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読書 116 神様の御用人5 著者 浅葉 なつ
2016年01月12日 1:53 PM

シリーズ第五弾。
御用人の”代理”から”本採用”となった良彦ですが、待遇は変わらないままで依頼に応じることが続いています。
九州、大阪など各地を転々とし、神様からの容赦のない御用に答えるのに全力を注ぎます。
一柱 天孫の鏡
二柱 英雄、鳥を好む
三柱 大地主神の恋わずらい?
四柱 えべっさんの草鞋
今回は、誰もが知っている倭建命(やまとたけるのみこと)も登場し、意外な展開を見せていきます。
神様も親子関係で悩んでいたり、惚れっぽかったりしますが、人の子への絶大なる愛情は揺るぎないものであることを教わりました。
四柱の、えべっさんの草鞋では心が熱くなってしまいました。
先日読んだ「モナドの領域」の”GOD”とは別の”神様”。
やはり、自分は日本人であることを再認識。
モフモフの狐神・黄金の食べ物へのこだわりも健在で、穂乃香と良彦の距離も微妙な感じになってきています。
リアルタイムでシリーズを追っていく楽しみを味わっています。(院長)
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読書 115 ゲゲゲのゲーテ 著者 水木 しげる
2016年01月11日 3:43 PM
水木さんがゲーテについて書いています。
20歳の頃に戦争に招集され、自分のこれからについて考えた時に読んだ「ゲーテとの対話」の中から厳選された格言について語られています。
出征直前になっても答えが見つからず、戦場のラバウルまで持っていったという本。
暗記するまで何度も読んだということで、解説は、心に染み込むように入ってきます。
明日を明るく照らし、前を向いて歩き続ける力になる言葉の数々。
第一章 ものを創り出すこと
第二章 働くこと・学ぶこと
第三章 生きることはたいへんです
第四章 死の先にあるもの
「ゲーテの名言は、人生をじっくりと味わった言葉です。人生や人間とか、幅が広いから誰でも参考になるわけです。」
ということで、80%はゲーテである水木さんならではの解釈。
水木さんが選んだ「ゲーテとの対話」の抜粋を幾つか挙げてみましょう。
「天才とはなにか」
ほかの人びとには青春は1回しかないが、この人びとには、反復する青春がある。
「自らを知る」
自分自身を知るのは、楽しんでいるときか、悩んでいるときだけだ。
「質問の善し悪し」
目的を尋ねる質問、つまり、”なぜ”という質問はまったく学問的ではない。だが、”どのようにして”という質問ならば、一歩先に進めることができる。
「長所を伸ばすには」
私たちの長所は、ある程度まではひとりでに育つ。しかし、私たちが持って生まれた素質の芽生えは、ふだんから手塩にかけないと、たくましくはならない。
「相手を否定しない」
否定的であることは、無に通ずる。
全部載せたいくらいですが、きりがないのでこの位にしておきます。
これらを実践すると、水木さんのような心が出来上がるんですね。
「ゲーテとの対話」も読んでみたくなりました。
挿絵が全部”目玉おやじ”というのも、とても良い味を醸し出しています。
奥様と一緒のインタビューもあり、気持ちが安らぎました。(院長)
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読書 114 ひとりぼっちを笑うな 著者 蛭子 能収
2016年01月09日 7:03 AM
蛭子さんのエッセイ。
書店で何気なく手に取ってしまいました。
どんなことが書いてあるのだろうという興味本位です。
第1章 「群れず」に生きる
第2章 「自己主張」はしない
第3章 すべては自由であるために
第4章 「孤独」と「死」について
蛭子さんがこれまで生きてきた中で考えてきたことがまとめられています。
いつも頼りなさそうに笑っているイメージしかなかったのですが、結構ぶれずに芯を通した生き方をしていることがわかりました。
”そうだよね”という部分と”なるほど”と思う部分が随所に出てきます。
漫画家としてデビューしていますが、今はどちらかというと芸人に近いイメージがあります。
でも、どのような活動をしていても考えていることは変わらないようです。
30年以上芸能界で活躍出来ている理由が分かりました。
とにかく、自然体なんですね。
よけいなことをやって他人に迷惑をかけるようだったら、一人で完結したほうが良いという発想。
群れて組織の力を使うより、自分の力の範囲で出来ることを考える姿勢。
自分にとても正直な人です。
こんな生き方が出来たら幸せだろうなと思いながらも、欲望に振り回されてしまう自分のような人間にはなかなか出来ることではありません。
今回も、死生観が出てきました。
最近、色々な人のエッセイでこの手の内容が増えているような気がしています。
そういった本を選んでいるだけなのかな?
内向的人間の幸福論。
過去の自分をちょっと振り返りました。
考えさせられます。(院長)
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読書 113 人生をいじくり回してはいけない 著者 水木 しげる
2016年01月08日 7:22 AM
お正月読書、第五弾。
「水木サンが見たこの世の天国と地獄をユーモアたっぷりに綴ったエッセイ。おいたち、オウムにみとれて命拾いした戦争体験、妖怪について・・・。人生にはいろんなことが起こって当たり前、下手にいじくり回すより、自然の流れに身を委ねた方がいい。あくせく競争に追われるより、南国のように、のんびり暮らそう。」
と裏表紙にありました。
追悼で多くの本が出ており順番に読んでいるのですが、内容が重なっていても、その都度、新鮮な気持ちで読むことが出来ます。
毎回、新しいことを聞かせてもらえます。
どうしてなんだろう。
もしかすると、妖怪のせいなのね、そうかもね。
水木しげるのすべて
蝶になった少女
お化けは実在する
死ぬまで幸福になる方法
の4章に分かれて書かれています。
修羅場をくぐり抜けてきた上で語れること。
深〜いお話です。
ということで、お正月休みはランニングと読書三昧のとてもリッチなひと時でした。(院長)
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読書 1 1 2 くたばれPTA 著者 筒井 康隆
2016年01月07日 7:38 AM
お正月読書、第四弾。
昭和40年代に書かれたショート・ショート24編がまとめられています。
筒井康隆作品は大学生の頃にたくさん読んでいたのですが、最近復刊されたのが何冊かあり、順番に読んでいます。
作者も自分自身も若かったんだな~という感慨にふけりつつ、あらためて、コントロール不可能なエネルギーを感じています。
風刺、SF、ホラーまで、黒い笑いが全開。
入ると、ちょっと抜け出せなくなります。
常識を超えた世界を見ることによって、常識というものを見つめ直したような気がしています。(院長)
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読書 111モナドの領域 著者 筒井 康隆
2016年01月06日 7:05 AM
お正月読書、第三弾。
新刊です。
筒井作品が、ついにGODの領域に入りました。
「わが最高傑作にして、おそらくは最後の長篇。GODが人類と世界の秘密を語り始めた。」
と帯タイトルにあります。
哲学、心理学、SF、ミステリー、ドタバタなど、様々な手法で楽しませてもらってきましたが、全てを駆使したような、ある意味、とてもスケールの大きな作品です。
人類、世界を創生したGODが平凡な日常に降臨し、すべてを解き明かしていく。
自分たちの原点は何だろうと考えさせられてしまいます。
結論が出ることはありませんが、何かが頭の中で芽生えてくるのが感じられます。
内容について語ろうとしても、なかなか言葉が見つかりません。
とても不思議な、どこかファンタジーのような・・・。
読んだ人によって、解釈が変わるのかも知れません。
ゆっくり、反芻してみます。(院長)
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読書 110 ぼくがいま、死について思うこと 著者 椎名 誠
2016年01月05日 7:39 AM
お正月読書第二弾。
シーナさんです。
以前単行本で出た時には違和感があり手が伸びませんでしたが、長い休みの前でいつもとは少し気持ちが変わっていたせいか、素直に読んでしまいました。
アクティブな冒険活動の時とはまた別の顔を見せてくれています。
『「自分の死について、真剣に考えたことがないでしょう」67歳で主治医に指摘された。図星だった。うつや不眠を患いながらも、死は、どこか遠い存在だった。そろそろ、いつか来る(そのとき)を思い描いてみようか。シーナ、ついに<死>を探求する!夢で予知した母の他界、世界中で見た異文化の葬送、親しい仕事仲間との別れ、幾多の死を辿り、考えた、自分の<理想の最後>とは。』
と紹介にあります。
20歳の頃に交通事故で瀕死の重傷を負ったり、冒険の途中で車が横転し、崖から落ちる直前で留まったりと、死とギリギリのところを経験しているのにも関わらず、あまり真剣には考えたことがなかったようですが、そういう体験があったがために、よけいに、特別のこととして捉えることがなかったのかも知れません。
良い意味で、とても動物的だと思います。
世界の葬送、墓などを通してシーナさんの心が語られています。
私自身は、少し肩の力が抜けました。
「死」は「生きる」という言葉の対局にあるように考えられがちですが、もしかするとそうではないかも?
「健康を考えた時点で病気が始まっている」という話もあります。
あまり考えすぎない方が良いのかも知れませんね。(院長)
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