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三遊亭竜楽の七カ国語RAKUGO
2015年07月04日 8:00 AM
DVDです。
落語をフランス語、英語、イタリア語、ポルトガル語、ドイツ語、スペイン語、そして日本語でやっています。
中央大法学部出身で、2008年からヨーロッパを中心に字幕なしの現地語口演を開始。
パリ、ニューヨーク、ローマ、フィレンツェ、ベルリン、マドリード、リスボンなど33都市を訪れ、120回以上の公演を行っているそうです。
語りは全部丸暗記。
すべてネイティブの人たちのチェックを受けて本番に臨むというハードルの高いことを、それも七カ国語で人前で行うなんて、私にはとても考えられません。
で、会場の反応を見ると、これが大受け。
日本語の字幕スーパーが出ているので、英語以外は字幕を頼りに楽しみました。
同じ内容の話を数カ国語で比較して聞くのは初めてだったので、国民性が分かるような気がしてとても興味深く、すごく楽しめました。
国々のカラーに合わせてアレンジし演目を語っているそうです。
間の取り方、言葉の強弱、スピードなどが微妙に、そして絶妙に違っています。
すばらしい。
江戸時代の娯楽のニュアンスを現地の言葉で伝え、それがきちんと伝わり笑いまでとっている三遊亭竜楽氏に拍手~!(院長)
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読書 72 吉祥寺の探偵 著者 沼 礼一
2015年07月03日 1:46 PM
「貧乏ひまだらけ、吉祥寺探偵事務所の4人のいっぱいいっぱいな日常と不思議な依頼者たちが織り成すユーモアパズルミステリー」です。
「笑いで免疫力アップ!!謎解きで頭脳力アップ!!ディープな吉祥寺の紹介で散策力アップ!!心と身体の健康のための短編ミステリー集!!」と帯タイトルに紹介があります。
電卓を叩きながら毎月のやりくりに頭を悩ませている所長、一日の大半を化粧鏡とにらめっこしているフェロモン女性の涼美、いつも腹を減らしている啓介、日なたぼっこが大好きな久保田の個性溢れる4人が、依頼があった仕事に対してドタバタしながらも解決に導いていきます。
数学的なパズルの要素も加わり、なかなか楽しいミステリーに仕上がっています。
笑いました。
タイトルの「吉祥寺」に惹かれて読んでみたのですが、ストーリーの中に出てくるお店が全部実在することが分かり、楽しみが一つ増えました。
お昼にみんなでランチを食べに行くシーンがよく出てくるのですが、食べ歩きをしてみたい衝動に駆られています。
先日、トレイルラングッズを買いにエルブレス吉祥寺店へ行った時に、あらためて街の空気を味わってきました。
たまたま、テレビ番組取材中のモト冬樹さんとも遭遇し、別の楽しみも味わってきました。
本の情報をもとに、また、散策してみようと思います。(院長)
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蛍鑑賞
2015年07月01日 9:00 AM
先日、歯科医院から車を30分ほど走らせ、ほたるを見に行ってきました(*^^*)
八王子の”夕やけ小やけふれあいの里”でこの時期、ほたるを見ることができ、たくさんの人で賑わっていました。
園内の小川や北浅川で育ったゲンジボタル。
テレビや本で見たことはありましたが、本物を見るのは生まれて初めて!!
光を放ちながらフワフワ-と飛んでいる姿はとても幻想的な風景でした。
歯科医院のある日野市にもほたるを見ることができる場所があるそうです。
ぜひ行ってみたいと思います!!
(スタッフ)
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読書 71「常識」の研究 著者 山本 七平
2015年06月30日 8:00 AM

”「空気」を研究したらつぎは「常識」です。”と帯タイトルにありました。
「空気の研究」という著書があったことを踏まえているようです。
『戦前・戦後を通じていえることは「権威は消えたが常識は残った」である。われわれの日常生活の行動規範であり、それに基づく判断の基準となる「常識」について、様々な角度から考察する。「常識」の違いにより生じる国際社会での誤解など、現代を生きる私たちが今こそ知っておくべき「教訓」を示す貴重な一冊。』と紹介されています。
前回の「無頼のすすめ」と同様、周りの情報に左右されず自分の目と頭、体全体を使って現実を捉え判断していくことの大切さが語られています。
物事を鵜呑みにせず、自分の中で検証し、その上で残った情報、生まれてきた発想が自分自身であると解釈しました。
国際社会、世論と新聞、常識の落とし穴、倫理的規範のゆくえ、島国の政治文化など、多岐に渡って書かれています。
「自分は何も知らないということを知る」という言葉で、高校生の頃に読んだ「ソクラテスの弁明」に書かれていた「無知の知」という言葉を思い出しました。
同じ事実に対しても、見る方向を変えただけで全く違った評価になることを再認識。
かなり示唆に富んだ本でした。
頭をやわらかくして世の中を見つめていきたいと思います。(院長)
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第8回滅菌管理研究会
2015年06月29日 2:53 PM
首都圏滅菌管理研究会主催の研修会に参加してきました。
会場は東京医科歯科大学 鈴木章夫記念講堂。
午前10時からの開催だったため、5時頃から約13キロのランニングをし体を整えた上で会場へと向かいました。
感染症と栄養の話から始まり、今回は器材の委託滅菌をメインテーマーに進められました。
総合病院の中央滅菌室の現状を知り、色々な意味でハードな環境で業務を遂行されていることが分かりました。
「歯科診療室における感染管理、洗浄、消毒、滅菌の問題点」をタイトルとした特別講演も行われ、現在当院で行っている感染対策について確認することが出来、新たな情報を得てきました。
感染対策は、患者さんへ対する”礼儀”として確実に取り組んでいかなければいけない部分です。
これ無しに診療行為は始まりません。
当たり前のことをきちんと出来る環境を整えていくために、今後も研鑽を積んでいきます。(院長)
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東京タワー階段競争
2015年06月22日 6:40 PM
久しぶりに東京タワーに行ってきました。
何年ぶりだろう?
思い出せません。
今回の目的はランニング大会。
東京タワーの「ラブスポ東京」で受付けをし建物の屋上に出て、ここがスタート。
高さ150m、約600段を一気に駆け上がる競技です。
20秒ごとのウエーブスタートでみんなゴールを目指します。
走る前に渡されたのが、参加賞のなぜかフリスビー。
トレイルランのバッグに押し込んだら、タコの干物のような形になってしまいました。
これを背負って走ったので、後ろから見ると亀のような姿になっていたかも知れません。
でも走りはウサギを目指します。
リストバンドを計測器にタッチし、いざスタート。
最初は1段抜きで走ったのですが、途中から足がついてこなくなり1段ずつ積み重ねるような走りになりました。
追い越すことも追い越されることもなくなんとか止まらずに展望台に到着。
やっとゴール。
タイムは4分05秒。
タイムも心拍数もこんなに早い大会は初めてでした。
心臓が半端じゃないビートを叩き出していました。
ゴール後は展望台からの景色を楽しんでから帰宅。
先週の12時間04分と今週の4分。
タイムのギャップが激しいですが、また新たな世界を垣間見ることが出来ました。
様々な環境に身を委ねながらランを楽しんでいきます。(院長)
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読書 70 無頼のススメ 著者 伊集院 静
2015年06月21日 8:06 AM
「無頼」とは、単なるアウトサイダーやドロップアウトのことではない。人としての心の持ち方、生きる姿勢のことをいう。情報や知識、主義やイズム、他人の意見や周囲の評価。安易に頼るな、倒れるな、自分の頭と身体でこの世の波瀾万丈を突き抜けろ。ギャンブルや恋愛から、仕事、社会、戦争、死生観まで総まくり、著者ならではの経験と感性から紡ぎだされる「逆張り」人生論!
と紹介されていました。
書店で目を通し、興味が惹かれて読んでみました。
なかなかワイルドで熱い内容です。
今世の中で、というか、日本でスタンダードと思われている考え方にぐいっとくさびを入れ、あるべき心の持ちようについて語られています。
野生の生き物のように、自己責任で生きていく。
”自分探し”ではなく、”自分の弱さをとことん知る”ことから始めることの意義。
「頼るものなし」という覚悟を持つことはなかなか大変なことではありますが、その域に到達出来れば、生きていくことの本質が見えてくるように思えました。
”孤”を知り、自分自身の頭で物事が判断出来るように心掛けていこうと思います。
ちなみに、この本で書かれているのは「勝つ人の流儀」ではなく、「負けない人の流儀」です。(院長)
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もぐら
2015年06月20日 7:55 AM
先日、100キロマラソンの完走を報告に”焼き鳥 だいすけ”に行ってきました。
店に入り”先ずは生ビール”と注文したところ、「もぐらが入っていますよ」と言われ、何のことなのか分からなかったのですが、話を聞いて判明しました。
以前、歯科の業者の方とだいすけで一緒に飲んだことがあったのですが、その方が、歯科医院の開院1周年記念にこっそりと私の大好きな芋焼酎”もぐら”のボトルを入れてくれていたのです。
この前会った時には何も言っていなかったのに・・・。
もう、言葉が出ませんでした。

まさに、五臓六腑にしみわたるサプライズな出来事でした。
こんな味なことをされてしまうと心の距離はますます縮まり、仕事を越えた感情がわき上がっています。
やはり、”組織は人なり”ですね。
この感謝の気持ちを忘れずに、これからも仕事、プライベート共に、自分の出来ること、やるべきことを探しながら1日1日を積み重ねていきます。(院長)
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読書 69 地底旅行 著者 ジュール・ヴエルヌ
2015年06月19日 8:00 AM
久々にSFを読みました。
ジュール・ヴエルヌの作品は「八十日間世界一周」「十五少年漂流記」「海底二万里」を過去に読んでいて、世界を一周したり、漂流したり深海の旅をしたり、どれもわくわくしながら楽しんだ記憶があります。
今回は噴火口から地球の中心を目指すという、常識を覆す発想をもとにしたSFアドベンチャーで、あり得ないと思いつつも、科学的な理論をベースに話が展開すると、ついその気にさせられて、いつもながらどっぷりとSFの世界に浸っていたのでした。
この作品も登場人物の個性が光り、現実を忘れてトリップすることが出来ます。
SFは、現代のものよりも古典的なもののほうがリアリティーがあって好みです。
ジュール・ヴエルヌの作品を読むと、科学の世界に憧れていた小学校の頃のときめきを思い出し胸が熱くなってしまいます。
今回の100キロマラソンのための移動の新幹線の中で読んでいたのですが、走っている間もストーリーが頭の中をよぎりました。
もう一冊買っているものがあるので、もう少し彼の世界を味わってみようと思います。(院長)
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いわて銀河100kmチャレンジマラソン
2015年06月18日 1:40 PM

岩手で走ってきました。
いわゆるウルトラマラソンと言われているものです。

コースは岩手県の北上スタート、雫石ゴールの100キロです。
走る直前に知ったことですが、アップダウンが多く、ウルトラマラソンの中でもハードなコースのうちの1つだそうです。
スタート時間は午前4時。
食事や移動の時間を考えて目覚ましは午前1時30分にセット。
前泊して早めにベッドに入ったのですが、興奮しているせいかどうやっても眠れない。
寝返りを打っているうちに起きる時間がやってきました。
仕方がないので、前日買っておいたレトルトのおかゆ、パン、SOY JOY,エネルギーチャージゼリーなどをお腹に入れ、シャトルバスに乗り込み一路会場へ。
スタートまでは、ホテルで一緒になった方とランニング歴、大会参加歴などを話し和やかなひと時を過ごしました。
そして、いよいよスタート。
カウントダウンに合わせてテンションを上げ、これから挑む100キロという未踏の地へ足を踏み入れました。
辺りはまだまだ暗く、日の出を見ながら、農道の朝の空気を肥料の香りと共に胸いっぱい吸い込み足を進めました。
前半は、エイドのバナナやおにぎり、穫れたての野菜などを楽しみながら、わくわくしながら走っていたのですが、40キロを過ぎたあたりから、右足の膝に突然痛みが発生。
色々と対処しても全く効果無し。
右足に体重をかけた瞬間に激痛が走り、足が止まってしまうという有様。
頭の中では「完走出来ないかも・・・。100キロ走るとみんなに宣言していただけに、リタイアはすごく格好悪いな・・・。」と悶々としながら痛みが取れるのを待ちました。
その間にも、時間は容赦なく進み、このままではどうにもならないと思い、ランを再開。
なんとか痛みを我慢しながら、数センチずつ歩を進めると、少しずつ楽になってきました。
「よし、このまま行けそうだ。行くんだ。」と自分に言い聞かせながら走り、次のエイドに立寄り水分を補給したのですが、一度止ってしまうと走り出す時にまた激痛が出るということの繰り返し。
見かねた通りがかりのランナーが「痛いんですか?痛み止め持っていますので使って下さい。」とポケットから取り出し渡してくれました。
なんて、心優しい人なんだろう。
「頑張ってください!」という言葉を残し走り出す青年の後ろ姿に頭を下げながら、完走を心に誓ったのでした。
それからは、止まると痛みが出るので出来るだけ止まらないで走るように方針を換え、アップダウンをクリアしなんとかゴールすることが出来ました。

タイムは12時間04分20秒。
順位は1230人中322位。
1日の半分を走りに費やしました。
後半60キロは暑さと痛みと時間との戦い。
自分と向き合いました。
自分と多く語り合いました。
一度はやっておかなくてはいけないと思っていたので、完走出来、ほっとしています。
GPSウオッチのデーターでは距離に対する消費カロリー6666kcalと出ていましたが、アップダウンと暑さがあったので、実際はもっと高かったでしょう。
あまりにも濃厚な1日だったため、なかなか頭の中がまとまりません。
今回も自分の可能性と限界を教えられました。
速くなくてもいい。
これからも強い走りを追求していきます。

ボランティアの皆さん、お世話になりました。
ちなみに、完走証は岩手の特産品、南部鉄器のメダルでした。(院長)
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