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読書 289 玉依姫 著者 阿部 智里
2019年04月12日 8:40 AM
「高校生の志帆は、かつて祖母が母を連れて飛び出したという山内村を訪れる。そこで志帆を待ち受けていたのは、恐ろしい儀式だった。人が立ち入ることを禁じられた山の領域で絶体絶命の少女の前に現れた青年は、味方か敵か、人か烏か?ついに八咫烏の支配する異世界『山内』の謎が明らかになる。」
八咫烏シリーズ最終章です。
時代が大きく飛び、突然、舞台は現代へ。
ここでも、過去の山内で展開されていた大猿との駆け引きが引きずられていた・・・・。
と思って読んでいたら、どうも様子が違う。
思い込みでかなりの部分まで読み進めていました。
そこで、まさかの展開。
「あ~、そういう事か!」と、最初からのストーリーを再度振り返って頭を切りかえることに。
結局、第1巻から、大きな勘違いをしていたわけです。
まんまとやられました。
1~5巻まで読んでやっと完結した感じです。
充実感と共に、少しさびしさを覚えています。
心に残る作品でした(院長)。
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