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読書 119 雪虫 刑事・鳴沢 了 著者 堂場 瞬一

2016年01月28日 1:40 PM

IMG01398ハードボイルドタッチの警察小説です。

「被匿」を以前読みとても面白かったので、鳴沢了シリーズを最初から読んでみたくなって手にしました。

祖父・父を継いで刑事となった鳴沢了。

かつての宗教集団の教祖の殺人事件の捜査にあたり、事件の鍵を見つけ出しますが捜査本部長である父が、なぜか関わること遠ざける。

刑事になることにも反対していた父の考えが理解出来ないまま、事件の解明に力を注ぎます。

捜査を進めていくなかで、目撃者である中学時代の同級生である女性と再開。

その頃に抱いていた淡い感情が再燃し時間を共有していくのですが、事件は思わぬ方向へ・・・。

スポーツ小説同様、スピード感にあふれたストーリーです。

引き込まれます。

ミステリーとスポーツには何か共通点があるのでしょうか?

正義と真実。

この2つがキーワードになりそうです。

シリーズを追いかけてみます。(院長)

 

 

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読書 118 ムーンナイト・ダイバー 著者 天童 荒太

2016年01月24日 12:53 PM

IMG01397「なぜ潜る。聖域かもしれないのに、禁を侵せば、罰せられるかもしれないのに。」

「だからこそ潜るのだ。誰も潜らないから、誰かが潜らなければいけないのだと信じる。」

帯タイトルの言葉です。

3・11から五年目となるフクシマで、非合法のダイバーが人と町をさらった立入禁止の海に潜降する物語。

東日本大震災で津波の被害を受けたにも関わらず、福島第一原発事故により立ち入りが制限された「帰還困難区域」。

陸からの捜索が出来ずに月日が流れる中、規制の緩い海からのアプローチを考え、ダイバーに依頼します。

このダイバーも身内を津波で失っています。

監視の目が行き届かない夜に、月明かりを頼りに捜索する。

海底から掘り出される品々。

些細な物でも、とても大きな意味を持つ物を引き上げる。

被災に対して「なぜ自分が?」という疑問を抱いている人たちの答えを捜すために行動する。

様々な思いが交錯します。

物を取り戻すというよりも、心にけじめをつけるための作業。

決して振り返るためだけのものではありません。

”次への一歩”のためにはとても大切な事です。

そこから、これから守っていくものへ注ぐ愛情が生まれてくるような気がします。

大きな悲しみを乗り越えた人に出来ること。

教えられました。(院長)

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フロストバイトロードレース結果

2016年01月22日 8:23 AM

 IMG01393結果が出ました。

去年のタイムは1時間39分38秒、4849人中1028位でしたが、今年は1時間36分38秒、5053人中867位でした。

ジャスト3分タイムを縮めました。

まずまずです。

今回は後方からのスタートになり、渋滞の中をくぐり抜けなければなりませんでしたが、これはこれでなかなか楽しい状況でした。

寒かったせいか、途中の給水所での水分補給はほとんど必要なし。

だだっ広い滑走路周囲をひたすら走り続けます。

気持ちの上では、あっという間のゴールでした。

楽しかったんですね。

ゴールで渡されたバナナにかぶりつき、スポーツドリンクで流し込み一息。

目標には届かなかったものの、それなりのペースを維持出来た達成感があります。

IMG01392

 

参加賞のトレーナーはマッチョなデザイン。

さすが、アメリカ。

 

 

 

 

 

 

 

IMG01395

 

 

 

 

 

販売しているキャップと合わせると、かなり目立ちます。

でも、会場内ではみんな当たり前のように同じ格好をしているので、違和感がありません。

面白いですね。

 

 

 

帰ってからはお風呂でゆっくりと汗を流し体をほぐし就寝。

 

で、翌日は、大雪。

朝6時30分から、歯科医院の前と駐車場を2時間かけて雪かきです。

2日間で、体中の筋肉をヘビーに使いきりました。

ちょっと筋肉痛が出ています。

でも、まだまだいけます。

次は2月14日の八王子駅伝。

どこまでいけるか。

トライしていきます。(院長)

 

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フロストバイト

2016年01月18日 1:34 PM

IMG01390日曜日は、フロストバイトロードレースで走ってきました。

昨年に引き続き2回目です。

会場は横田基地。

ちょっと寒さを感じましたが、短パンをはいて11時スタート。

今回は、どこまで突っ込んで走れるか試してみました。

手元のウオッチでは1キロ4分36秒ペースを維持し、タイムは約1時間37分という記録。

正式な結果が出ていないので何とも言えませんが、明らかに昨年よりはタイムがアップしています。

記録が出たら、また報告します。

IMG01383

大会の後、スタッフに教えてもらったベーグルのお店「HOOP」に足を延ばし、スモークサーモンサンド、ローストビーフサンド、お土産用にベーグルを購入。

美味そうなメニューが並んでいました。

 

 

 

IMG01384IMG01386その後、牛浜駅に向かい通りを歩いていると、忌野清志郎のサインを発見!

ラーメン屋さん「福実」の入口に掲示してありました。

彼が、自転車で食べに来ていたそうです。

ゴール後横田基地の食堂で食べていたので、こちらは次の機会の楽しみとして取っておきます。

 

 

 

 

 

 

IMG01387IMG01388

 

 

 

 

 

 

 

 

帰る前に瑞穂町郷土資料館に寄り、特別展示「大瀧詠一の世界」を見てきました。

私が大学に入った頃に大ヒットした彼のアルバム「ロングバケーション」は何度も何度も聴きました。

愛用のギター、手書きの楽譜、DJで使っていたターンテーブル、ジュークボックス、アルバムジャケットで着用していたシャツなど記念の品々が展示されており、気持ちは35年前にトリップしてしまいました。

 

一度聴いたら忘れられない大瀧詠一の音の空間の広がり、フレーズ。

帰りの電車では頭の中で音が鳴り続けました。

音と時代がシンクロし、胸が熱くなってしまいました。

家に帰ってからはベーグルサンドを堪能。

ビールにもワインにも合い、すごく美味しい。

教えてくれたスタッフに感謝。

福生まで走っていって福実でラーメンを食べ、HOOPでベーグルサンドを買って帰ることを次の目標にします。(院長)

 

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読書 117 店長がいっぱい 著者 山本 幸久

2016年01月15日 1:32 PM

IMG01372以前、副院長が読んだものを借りて読んでみました。

他人丼を友々丼とネーミングし提供する全国チェーン店を舞台にしたお話です。

7つの店舗が出てきてますが、全てがストーリーの中でつながっていきます。

最初の舞台は八王子北口店。 

会社の方針と、自分たちの経営との狭間で悩みを抱えながらも、独自のカラーを出しながら店を切り盛りする店長。

色々とトラブルを抱えながらも、人と人との繋がりの中で喜びを見いだしていく。

店長の考え、本社社員のモチベーション、創設者の息子で現社長の心の変化、母親である会長の店舗を立ち上げた時の理念など、様々なものが絡み合って会社が動いていきます。

”組織は人なり”という言葉を思い出しました。

働いている人それぞれ、家族、家庭を持って生きている、そんなことを思わせるお話でしす。

トップで働く者の苦悩も垣間見えてきます。

働く事の理由、意義を考えさせられました。

なかなか感動的な結末です。

 

店内に流れるコマーシャルソング

”友達以上になぁりたいわぁ 

なぁれるかしらぁ なれるわよぉぉ

ユゥウウユゥウウ ユゥウウユゥウウ

ユゥウウユゥウウ ユゥウウユゥウウ

友々家アァアアァア”

が、たびたび出てきます。

メロディーを作ってみようかな。

ちなみに、副院長も2015年1月30日に読後感を書いています。(院長)

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元気に咲いています!!

2016年01月13日 2:38 PM

IMG_3256 昨年10月頃に患者さんから小さな可愛らしい鉢に入ったお花をいただきました!!

 

スタッフ一人ひとりに用意していただき、それぞれ気に入ったお花を持ち帰りました。

 

1年中花を咲かせる種類のようで、本当にそうなのかな?と半信半疑でいたのですが・・・

 

それからもうずいぶん経ちますが、今もお花がたくさん咲いています!!

 

どんどん新しい花が芽を出し、いただいた時と少しも変わらない姿です(*^^*)

 

 

ついつい水をあげるのを忘れてしまい、1週間くらいベランダに放置してしまうことも・・・(>_<)

にも関わらず可愛いお花を咲かせてくれています。

 

このまま寒い冬も乗り越えてくれることを願っています。

 

せっかくいただいたお花。大事に大事に育てていきます!!

(スタッフ)

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読書 116 神様の御用人5 著者 浅葉 なつ

2016年01月12日 1:53 PM

IMG01365

シリーズ第五弾。

御用人の”代理”から”本採用”となった良彦ですが、待遇は変わらないままで依頼に応じることが続いています。

九州、大阪など各地を転々とし、神様からの容赦のない御用に答えるのに全力を注ぎます。

 

一柱 天孫の鏡

二柱 英雄、鳥を好む

三柱 大地主神の恋わずらい?

四柱 えべっさんの草鞋

 

今回は、誰もが知っている倭建命(やまとたけるのみこと)も登場し、意外な展開を見せていきます。

神様も親子関係で悩んでいたり、惚れっぽかったりしますが、人の子への絶大なる愛情は揺るぎないものであることを教わりました。

四柱の、えべっさんの草鞋では心が熱くなってしまいました。

先日読んだ「モナドの領域」の”GOD”とは別の”神様”。

やはり、自分は日本人であることを再認識。

モフモフの狐神・黄金の食べ物へのこだわりも健在で、穂乃香と良彦の距離も微妙な感じになってきています。

リアルタイムでシリーズを追っていく楽しみを味わっています。(院長)

 

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読書 115 ゲゲゲのゲーテ 著者 水木 しげる

2016年01月11日 3:43 PM

IMG01371水木さんがゲーテについて書いています。

20歳の頃に戦争に招集され、自分のこれからについて考えた時に読んだ「ゲーテとの対話」の中から厳選された格言について語られています。

出征直前になっても答えが見つからず、戦場のラバウルまで持っていったという本。

暗記するまで何度も読んだということで、解説は、心に染み込むように入ってきます。

明日を明るく照らし、前を向いて歩き続ける力になる言葉の数々。

 

第一章 ものを創り出すこと

第二章 働くこと・学ぶこと

第三章 生きることはたいへんです

第四章 死の先にあるもの

 

「ゲーテの名言は、人生をじっくりと味わった言葉です。人生や人間とか、幅が広いから誰でも参考になるわけです。」

ということで、80%はゲーテである水木さんならではの解釈。

水木さんが選んだ「ゲーテとの対話」の抜粋を幾つか挙げてみましょう。

 

「天才とはなにか」

ほかの人びとには青春は1回しかないが、この人びとには、反復する青春がある。

「自らを知る」

自分自身を知るのは、楽しんでいるときか、悩んでいるときだけだ。

「質問の善し悪し」

目的を尋ねる質問、つまり、”なぜ”という質問はまったく学問的ではない。だが、”どのようにして”という質問ならば、一歩先に進めることができる。

「長所を伸ばすには」

私たちの長所は、ある程度まではひとりでに育つ。しかし、私たちが持って生まれた素質の芽生えは、ふだんから手塩にかけないと、たくましくはならない。

「相手を否定しない」

否定的であることは、無に通ずる。

 

全部載せたいくらいですが、きりがないのでこの位にしておきます。

これらを実践すると、水木さんのような心が出来上がるんですね。

「ゲーテとの対話」も読んでみたくなりました。

挿絵が全部”目玉おやじ”というのも、とても良い味を醸し出しています。

奥様と一緒のインタビューもあり、気持ちが安らぎました。(院長)

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読書 114 ひとりぼっちを笑うな 著者 蛭子 能収

2016年01月09日 7:03 AM

IMG01366蛭子さんのエッセイ。

書店で何気なく手に取ってしまいました。

どんなことが書いてあるのだろうという興味本位です。

 

第1章 「群れず」に生きる

第2章 「自己主張」はしない

第3章 すべては自由であるために

第4章 「孤独」と「死」について

 

蛭子さんがこれまで生きてきた中で考えてきたことがまとめられています。

いつも頼りなさそうに笑っているイメージしかなかったのですが、結構ぶれずに芯を通した生き方をしていることがわかりました。

”そうだよね”という部分と”なるほど”と思う部分が随所に出てきます。

漫画家としてデビューしていますが、今はどちらかというと芸人に近いイメージがあります。

でも、どのような活動をしていても考えていることは変わらないようです。

30年以上芸能界で活躍出来ている理由が分かりました。

とにかく、自然体なんですね。

よけいなことをやって他人に迷惑をかけるようだったら、一人で完結したほうが良いという発想。

群れて組織の力を使うより、自分の力の範囲で出来ることを考える姿勢。

自分にとても正直な人です。

こんな生き方が出来たら幸せだろうなと思いながらも、欲望に振り回されてしまう自分のような人間にはなかなか出来ることではありません。

今回も、死生観が出てきました。

最近、色々な人のエッセイでこの手の内容が増えているような気がしています。

そういった本を選んでいるだけなのかな?

内向的人間の幸福論。

過去の自分をちょっと振り返りました。

考えさせられます。(院長)

 
 

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読書 113 人生をいじくり回してはいけない 著者 水木 しげる

2016年01月08日 7:22 AM

IMG01359お正月読書、第五弾。

「水木サンが見たこの世の天国と地獄をユーモアたっぷりに綴ったエッセイ。おいたち、オウムにみとれて命拾いした戦争体験、妖怪について・・・。人生にはいろんなことが起こって当たり前、下手にいじくり回すより、自然の流れに身を委ねた方がいい。あくせく競争に追われるより、南国のように、のんびり暮らそう。」

と裏表紙にありました。

追悼で多くの本が出ており順番に読んでいるのですが、内容が重なっていても、その都度、新鮮な気持ちで読むことが出来ます。

毎回、新しいことを聞かせてもらえます。

どうしてなんだろう。

もしかすると、妖怪のせいなのね、そうかもね。

 

水木しげるのすべて

蝶になった少女

お化けは実在する

死ぬまで幸福になる方法

 

の4章に分かれて書かれています。

修羅場をくぐり抜けてきた上で語れること。

深〜いお話です。

 

ということで、お正月休みはランニングと読書三昧のとてもリッチなひと時でした。(院長)

 

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