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読書 1 1 2 くたばれPTA 著者 筒井 康隆

2016年01月07日 7:38 AM

IMG01360お正月読書、第四弾。

昭和40年代に書かれたショート・ショート24編がまとめられています。

筒井康隆作品は大学生の頃にたくさん読んでいたのですが、最近復刊されたのが何冊かあり、順番に読んでいます。

作者も自分自身も若かったんだな~という感慨にふけりつつ、あらためて、コントロール不可能なエネルギーを感じています。

風刺、SF、ホラーまで、黒い笑いが全開。

入ると、ちょっと抜け出せなくなります。

常識を超えた世界を見ることによって、常識というものを見つめ直したような気がしています。(院長)

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読書 111モナドの領域 著者 筒井 康隆

2016年01月06日 7:05 AM

IMG01363お正月読書、第三弾。

新刊です。

筒井作品が、ついにGODの領域に入りました。

「わが最高傑作にして、おそらくは最後の長篇。GODが人類と世界の秘密を語り始めた。」

と帯タイトルにあります。

哲学、心理学、SF、ミステリー、ドタバタなど、様々な手法で楽しませてもらってきましたが、全てを駆使したような、ある意味、とてもスケールの大きな作品です。

人類、世界を創生したGODが平凡な日常に降臨し、すべてを解き明かしていく。

自分たちの原点は何だろうと考えさせられてしまいます。

結論が出ることはありませんが、何かが頭の中で芽生えてくるのが感じられます。

内容について語ろうとしても、なかなか言葉が見つかりません。

とても不思議な、どこかファンタジーのような・・・。

読んだ人によって、解釈が変わるのかも知れません。

ゆっくり、反芻してみます。(院長)

 

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読書 110 ぼくがいま、死について思うこと 著者 椎名 誠

2016年01月05日 7:39 AM

IMG01362お正月読書第二弾。

シーナさんです。

以前単行本で出た時には違和感があり手が伸びませんでしたが、長い休みの前でいつもとは少し気持ちが変わっていたせいか、素直に読んでしまいました。

アクティブな冒険活動の時とはまた別の顔を見せてくれています。

 

『「自分の死について、真剣に考えたことがないでしょう」67歳で主治医に指摘された。図星だった。うつや不眠を患いながらも、死は、どこか遠い存在だった。そろそろ、いつか来る(そのとき)を思い描いてみようか。シーナ、ついに<死>を探求する!夢で予知した母の他界、世界中で見た異文化の葬送、親しい仕事仲間との別れ、幾多の死を辿り、考えた、自分の<理想の最後>とは。』

と紹介にあります。

 

20歳の頃に交通事故で瀕死の重傷を負ったり、冒険の途中で車が横転し、崖から落ちる直前で留まったりと、死とギリギリのところを経験しているのにも関わらず、あまり真剣には考えたことがなかったようですが、そういう体験があったがために、よけいに、特別のこととして捉えることがなかったのかも知れません。

良い意味で、とても動物的だと思います。

世界の葬送、墓などを通してシーナさんの心が語られています。

私自身は、少し肩の力が抜けました。

「死」は「生きる」という言葉の対局にあるように考えられがちですが、もしかするとそうではないかも?

「健康を考えた時点で病気が始まっている」という話もあります。

あまり考えすぎない方が良いのかも知れませんね。(院長)

 

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読書 109 ラストコード 著者 堂場 瞬一

2016年01月04日 7:11 AM

IMG01361お正月読書第一弾。

再び、堂場瞬一作品です。

「一軒家で殺人事件が起き、アメリカに留学中の、被害者の娘を空港に迎えに行き署に戻る途中で何者かに襲われる。だが、警察上層部から圧力がかかり、襲撃事件はもみ消されてしまう。孤立無縁となった刑事・筒井は探偵の小野寺とともに調査を始める。」

という所から、ストーリーは展開していきます。

殺されたのは、世界中の大学や製薬会社が必死になって開発を取り組んでいる、細胞より小さな機械”ナノマシン”に関わる技術者。

完成間近であったが、日本の企業が途中で断念し手放してしまったため、その技術、利権がからみ、目に見えない動きが出て来ます。

国家、警察、科学者それぞれの思惑で翻弄される筒井と数学の天才の娘。

事件の行方は?

国と国との関わりが出ると、司法の立場でも、そう簡単に動けない事があるんですね。

今回もスケールが大きくスピード感があり一気読み。

既に次のシリーズを買っています。

おっと、その前にも読みたい本が10冊程山積みになっています。

どこから手を付けよう。

悩ましいです。(院長)

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走り初め

2016年01月03日 8:06 AM

IMG01364元旦は、初日の出ふれあいマラソンに参加してきました。

患者さんからの紹介です。

主催は二中地区青少年育成会。

コースは多摩平第一公園スタート、平山城址公園で折り返しで公園がゴールの8キロです。

日の出前の6時にスタート。

小中学生、父兄が、早朝に集団で走っていることに戸惑い気味の散歩の方々を横目に、黙々と走ります。

平山城址公園でご来光ということでしたが、待っている間に体が冷えてきたため、スタート地点に向かって戻りました。

IMG01353途中、富士山も見え、お正月気分が盛り上がり一気にゴール。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG01357完走賞と参加賞のタオルを受け取った後、お母様方が用意して下さった甘酒とおしるこで身も心も包まれ、温まりました。

とても素晴らしいイベントです。

「来年もまた来て下さい。」と声を掛けられ、来年の元旦の予定を心に刻んで返って来ました。

 

IMG01356学校、父兄、地域が一体となった活動。

来年もお世話になります。(院長)

 

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走り納め

2016年01月02日 10:25 AM

明けましておめでとうございます。

今年もブログ共々よろしくお願いいたします。

 

IMG_20151231_13584912月31日は恒例(?)の遠出ランを行いました。

目指すは奥多摩駅。

青梅線の終点です。

日野駅を8時に出発し、青梅線に沿って目的地に向かいました。

天気は曇りがちで、寒さを感じながらのスタートでしたが、走り出して10分もするとうっすらと汗をかき、体も温まりました。

途中、コンビニに寄り水とおにぎりを買い、エネルギーと水分補給。

「よし!」と気合いを入れていざ出発しようとすると、手袋が片方無いことに気付きお店に戻って捜したのですが見つからない。

「仕方がないか・・・」諦めて走り出そうとすると、女性の店員の方が追いかけて来て「どうぞ」と落とした手袋を軽く膝を曲げながら笑顔で渡してくれました。

まだ先25キロ以上あるのに気持ちがトーンダウンしていたところで優しさに触れ、とても心が温まり再度モチベーションを上げて出発。

IMG01343

 

青梅を通過し御嶽まで来ると、「御岳渓谷」の看板が見えたため、多摩川の方に降りて行き、散策してみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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水面でキラキラと光る太陽の日差しと川の流れ、音、鳥の声に癒されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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途中、上流から流れてくるものがあるので、よく見るとカヌーを楽しんでいるペアでした。

すごく気持ち良さそう。

ある程度コントロールしつつも川の流れに身をまかせ下っている姿にちょっと羨ましさを覚えつつ、汗が冷えてきたので景色を眺めながら再び走り出しました。

 

 

IMG_20151231_140035道路に戻り少し進むと、青梅マラソンの折り返し点の看板が出現。

「登り坂をこんなところまで走ってくるんだ・・・」と思いつつ、折り返すことはせずにひたすら前進。

 

 

 

 

 

IMG01346IMG01347今度は、見慣れない看板が。

「最終コンビニ」「最終ガソリンスタンド」の案内です。

「そこから先、コンビニ、ガソリンスタンドを期待しちゃだめだよ~。あることが当たり前じゃないんだよ~」と教えてくれています。

なるほど。

 

 

 

 

 

 

 

 

実際、ロードでランニングするときは、コンビニ、自動販売機の存在が前堤で小銭を持って走っていますが、トレイルランの時には、水分やエネルギーの携帯に頭を使います。

自己責任の世界ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG01349そんな事を考えていたら、いつの間にかゴールの奥多摩駅に到着。

39キロ、約5時間の旅でした。

 

 

 

 

 

 

 

IMG_20151231_140138ここも東京なんだという不思議な思いを抱きつつ、駅前で地ビールをお土産に買い、食堂でボリュームたっぷりの五目そばを食べ、青梅線に乗り帰路に就きました。

今回も素敵なランを味わう事が出来ました。

2016年、また新たな出会いを求めて走ります。(院長)

 

 

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