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BICYCLE

2021年01月25日 12:17 PM

バイシクル最近マジックに興味をもち少しずつトライしています。

いくつかやっていると、やはり、どうしてもカードマジックがやりたくなり、調べて購入しました。

マジックの世界では定番になっているものです。

シャッフルも含め、時間を見つけて練習しています。

ある程度マスターすると最初にスタッフに見てもらい、その反応を見て、治療に来た子供たちに、治療後のご褒美(?)として幾つか披露しています。

純粋な感性で、目を輝かせながら驚いている子供たちの姿が目に焼き付いてきます。

 

 

 

 

 

 

トランプタワー1コピーその様子を見ていたスタッフから、「コストコで、1ダースのセットが安く売っていましたよ。」と情報があり、早速買ってきてくれました。

12個が横積みになったパッケージ。

まさに、“トランプタワー”です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トランプタワー2コピー下の部分を開けると一つずつ取り出せる、パッケージ自体がマジックっぽい、楽しい作りになっています。

これで、心置きなく練習できそう。

インチキマジシャンまっしぐらの今日この頃でした(院長)。

 

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読書 380 シンデレラ・ティース 著者 坂木 司

2021年01月24日 1:40 PM

シンデレラティース コピー「大学二年の夏、サキは母親の計略に引っかかり、大っ嫌いな歯医者で受付のアルバイトをすることになってしまう。個性豊かで、患者に対し優しく接するクリニックのスタッフに次第にとけ込んでいくサキだったが、クリニックに持ち込まれるのは、虫歯だけではなく、患者さんの心に隠された大事な秘密もあって・・・。サキの忘れられない夏が始まった!」

 

歯科の雑誌で紹介されていたので、興味があり読んでみました。

シンデレラ・ティース、ファントムvsファントム、オランダ人のお買い物、遊園地のお姫様、フレッチャーさんからの伝言の5編。

ミステリーということになっていますが、通常あらわれる殺人などはない中で、謎ときが展開されます。

推理していくのは歯科技工士。

その他にも、歯科衛生士、受付、歯科医師が登場し、患者さんの心の中に秘めた悩みを解決していきます。

患者さん目線のストーリー展開で、かつ、専門的な描写も的確に行われており、この小説を書くためのリサーチ力には感心させられてしまいます。

歯科を舞台に書かれた数少ない小説の中のひとつ。

あらためて、患者さんと接する時に私たちが心掛けておかなければいけない事を再認識させられました。

襟を正して仕事に取り組もう。

恋愛あり、笑いあり、感動あり。

歯科にはこだわらず、純粋にミステリーとしても、とても楽しめる本でした(院長)。

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読書 379 太陽のかけら 著者 大石 明弘

2021年01月20日 2:24 PM

太陽のかけら「大学に行って仕事に就くってことがフツーの人生なんじゃないんだよ。そんなの甘い!と思う。一直線に川の流れを下っていくよりも、くねくねと、あっちこっちに曲がりながら進んでいく方が面白い。失敗するかもしれない。挫折するかもしれない。だけど、私は、そういう生き方のほうがいい。」

 

女性で唯一のピオレドール(金のピッケル賞)クライマー、谷口けいの物語です。

全然知らなかったのですが、新聞の書籍紹介欄にあり、読んでみました。

小中学校時代には、あまり目立たない存在だったが、高校時代にアメリカへ1年間留学し、帰国してから、突然、家を出て自活。

働きながら勉強し大学へ入学。

もちろん、仕送りなし。

大学時代は、サイクリングクラブで活動。

卒業し就職するが、アドベンチャーレースや登山に明け暮れ、3年で会社をやめる。

それからは、エベレストを含め、世界で様々なルートを開拓しながら世界の山々に挑む。

この計り知れないエネルギーは、どこから来たのだろう。

40歳を過ぎたら、これからの人たちを育てることも考ることを考えていた矢先、北海道大雪山系黒岳で滑落。

43歳の人生を終える。

帯タイトルに書かれていた、本文の抜粋のことばは、通常耳にするとあまり響かないが、彼女が言うと非常に説得力があり考えさせられてしまう。

なぜか。

それは、言葉にしていること、あるいは、それを大きく超えたレベルで自分自身行動し、体現していたから。

自由になるための責任と覚悟がひしひしと伝わってきました。

関わった人すべてから愛される存在。

厳しさの中に秘めた優しさ、包容力。

写真に写っている笑顔が勇気づけてくれます。

この本に出合えてよかった。

著者も同じ山ヤで、作家じゃないのに、仕事をしながら一つの素晴らしい本として書き上げています。

みんな、けいちゃんが導いてくれているんでしょう。

感動的な本でした(院長)。

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読書 378 健康のすべては「歯」と「口」から始まる 著者 江口 康久万

2021年01月06日 4:23 PM

歯科 本 コピー身体の健康は、「歯」を含めた「口」から始まるといっても過言ではありません。人類がかつて経験したことのない「人生100年時代」に突入した現在、いつまでも健康でいるために「口の働き」の重要さを再確認し、ぜひ新型コロナウイルスやインフルエンザの症状の重篤化を防ぐためにも、口腔ケアを大切にしてほしいと願っています。

 

と、帯タイトルに書かれていました。

「ピンピンコロリ」という言葉は、一度は耳にしたことがあると思います。

健康寿命をのばす生き方。

そのためにはどうすればよいかを学校歯科医が書いた本です。

歯科医師会が提唱する、80歳までに20本の歯を残そうという「8020運動」と同様、結果を求めるためには、そのプロセスが大事であることが語られています。

「三つ子の魂百までも」というように、小さい頃から身に着けた生活習慣は、いい意味でも悪い意味でも、成人期以降に反映されます。

幼少期からの地道な取り組みが、年齢を重ねるにつれ、大きな力となってくる。

学校歯科保健という場で、何をやるべきかを常に考え取り組まれていた先生のお話は、なかなか説得力があります。

考え方、実現させるための方法論など、私たちにとっても非常に参考になることが書かれていました。

常々、昔のウイスキーのコマーシャルにあった「何も足さない、何も引かない」という言葉が歯科の世界で実現されたらすばらしいと思っていました。

私たち歯科医が行う事は、導く事、見つめる事。

そんな事を思い起こしています。

著者の紹介で、年齢もほぼ同じであることを知りました。

新型コロナウイルスを含めた感染症も口腔ケアの重要性が叫ばれています。

一度、原点に立ち返って健康について考えてみるための良著でした(院長)。

 

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